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  [ 君とは幸せになれない 72(R18) ]
2013-10-24(Thu) 06:25:00
彼と抱き合い、そのまま腰を突き上げた。
小さく震える体が、びくっと跳ねる。

「あああ‥っ」
「こうしたかったんだろう?」
「んっ、んんっ、うんっ」

僕を締める彼の中が、柔らかく蠢く。
下から突くのも悪くないが、もっと奥へ進みたい。
耐えられなくなった僕は、体を起こして彼を倒し、
がばっと上に乗っかった。

彼の両手首を掴み、ぐっと腰を入れる。
電気が走ったかのように全身を震わせながら、
それでも彼は笑った。
それを眺めながら、彼のへそを狙いように、
何度も何度も、優しく内部を突いた。

「公‥明‥くうう‥」
「ここがいいのかい?」
「あ、いい、そこがいい‥っ」
「真康の内部、少しずつ締まっているね」
「はあ、ああ‥も‥イキそ‥っ」

自らソレを擦ろうと、手をそこへ下ろそうとする。
しかし、彼の手は、僕によって縛られていた。

「擦らせて‥頼むから‥っ」
「このままイッたことはあるかい」
「ムリ、だよ、したこと‥ないよお‥」
「試してみるのも悪くないだろう?」

ここだけで誰かを達させたことがある。
そうすると、締めつけがいつもと異なり、
とても気持ちよかったと記憶している。
彼のいいところは判っているし、
執拗にそこだけを狙えば可能ではないだろうか。

現に、彼のソレに血管が浮いている。
びんびんに苦しそうに膨らませながら、
真っ赤にさせて蜜を零していた。
もうそろそろ限界なのかもしれない。

「イク、イク、あああ‥出る‥出る‥!」

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