2015-01-04(Sun) 10:51:32
深夜、バイトの人は全員が帰った。
それなのに、鬼塚さんはこっちへきてくれる気配がない。 それどころが、パソコンのキーを打ち続けている。 体の芯が、じりじりと熱を増し続けている。 冷めない体があまりにも辛くて、 落ち着いていた息も荒くなってきた。 ぼんやりとしつつも、少しならいいかと思い、 静かにジーンズのファスナーを開いて、 反り返っているソレを軽く握った。 握るだけにしようかと思っていたけど、 握ってしまうと扱きたくなってきて、 やんわりと手を上下に動かした。 気持ちよくて、腰が勝手に動く。 「鬼塚さん‥まだですか‥?」 「ごめん。スケジュール調整が上手くいかないんだ。 あと、備品の発注も、しなくちゃいけなくてさ、 すぐ終わるからもうちょっと待っててもらえるかな」 「はい‥」 ソレを擦るだけでは足りなくて、 空いている手で、胸の突起を摘む。 出そうになった声を、シャツを噛んで堪えた。 声を堪えるほうが快感が増す気がする。 「はっ、はっ、はあ‥っ」 シャツを噛んでいるせいか、唇の脇から涎が垂れる。 1人でしているのが気持ちいいけど、 菅生さんの薬の影響なのか、どこか物足りない。 ひくひくと体の中心が疼いている。 ここに、熱いものをぶち込んでほしい。 俺の中を、ぐちゃぐちゃに犯してほしい。 「ふう‥ふうう‥っ」 扱いている手のスピードを上げた。 ソレの先端から、白く濁っている液が溢れる。 あと少しでイキそうな時だった。 「マイト、そのままこっちきてくれる?」 鬼塚さんの声に、ぎくっと俺の体が震えた。 次話へ 前話へ お気に召しましたら一票お願いします。 |