2015-01-22(Thu) 09:36:23
「このまま‥ですか‥?」
「そう。そのままこっちにきてよ」 にやにやと笑っているような声だった。 鬼塚さんは、きっと俺の今の姿を判っている。 だから、そんなことを言ってきたのだろう。 我慢できなくて1人エッチして、 盛り上がってしまい声を上げていたのは、 他でもない俺なのだ。 観念し、乱れた格好のまま部屋を移った。 俺のことを舐めるように見てから、 鬼塚さんは、ひゅうっと口で音を鳴らすと、 こっちへおいで、とジェスチャーをした。 俺は促されるがまま傍に行く。 「何してたの?」 「言わなくても‥判りますよね‥」 「待てなくて弄ったんだ?」 言いながら俺のソレに、そっと指を這わした。 それだけで気持ちよくて、ぶるっと腰が震える。 「待てません‥でした‥」 「そうだよね。待たせちゃった分、 たくさん可愛がってあげる」 鬼塚さんは、椅子から降りて目前で屈むと、 ぱくりと俺のソレを銜えた。 いきなり熱に包まれて、それだけでイキそうになる。 「あれ?もうイキそう?」 「うう‥はい‥」 「いいよ、飲んであげるから出して」 許可された瞬間、腰を震わせて俺は達した。 嬉しそうな楽しそうな目をしながら、 喉を鳴らしながら液を飲む、鬼塚さん。 ソレの周りにある毛を、わさわさと指でいじりながら、 きゅっと唇を窄めてきて体が痺れた。 「相変わらず毛薄いね」 「そうですね‥」 「エロいんだよね、こういうの」 萎えることのないソレの根を、じゅるっと吸われた。 次話へ 前話へ お気に召しましたら一票お願いします。 |