2015-02-24(Tue) 05:59:50
挿入されてすぐに射精した。
幸いだったのは鬼塚さんが止まってくれたこと。 射精後はびっくりするぐらい敏感になるから、 すぐに動かれたら狂ってしまう。 「はあっ、はあっ、はあっ」 「またイッたんだ?」 「ごめん‥なさい‥はあ‥はあ‥」 「いいよ。まだ動かないから休みな」 動きたい衝動を堪えながら、キスをする鬼塚さん。 キスすらしたくなかったんだけど、 こっちのせいで待機させてしまっているので仕方がない。 息を整えながら唇を重ねる。 射精したばかりのソレが若干、萎えてきた頃だった。 「そろそろ動いていい?」 小刻みに腰を揺らしながら鬼塚さんが俺に聞く。 挿れられている者として、とっくに限界なのは承知していた。 鬼塚さんのこういうところは尊敬する。 「お願いします」 そう言うと、腰下から衝撃がきた。 それは熱望していた快感だった。 鬼塚さんの律動は、初めから激しかった。 熱い息を断続的に吐き続け、お互いを見つめる。 どちらからともなくキスしようとした。 その時だった。 鬼塚さんの携帯が、小さく鳴った。 出るのか、出ないのか。 ぼーっとした頭でそう思いながらも、 なされるがまま奥を突かれながら背を反らせていた。 次話へ 前話へ お気に召しましたら一票お願いします。 |