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  [ 星が刻んだ未来さえ2nd 16(R18) ]
2015-03-03(Tue) 05:03:27
「はい、はい、それでお願いします。
 ありがとうございました。失礼します」
言って電話を切ると、鬼塚さんは微笑みながら、
俺の頬を穏やかに撫でてきた。

やっと電話が終了した。
それだけで、俺の心もほっとして力が抜けた。
体の力が抜け、鬼塚さんを包んでいる内部が、
少しだけ緩くなった。
痛かったであろう鬼塚さんがほっとした顔になる。

「マイト、待たせてごめん。
 こっからスパートかけていくから」
言うが早いか、鬼塚さんの律動が、
今さっきよりも重たいものになった。

同時に、膨れていた俺のソレも扱かれて、
電気のような快感が、びりびりと体を駆け巡っていく。
途端に落ちそうになり鬼塚さんに抱きついた。

「ああっ、ああっ、鬼塚さん‥っ」
「もうイキそうじゃん。イッていいんだよ。
 俺ももう出そうだしさ」

ふうっと耳に息がかかった。
くすぐったいような、気持ちいいような感覚に、
ぞくぞくと体が震える。

「出る、出る、イッちゃうっ」
鬼塚さんの重たい突きで、頂きに達した。
ぎゅっと俺に締めつけられて、鬼塚さんも射精する。
イッたばかりの、余裕のない鬼塚さんの表情が、
ちょっとだけ可愛かった。

自分と鬼塚さんの心音が、耳にうるさく響いている。

そんな中、体の熱がやっと全て引いていった。

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