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  [ 星が刻んだ未来さえ2nd 19(R18) ]
2015-03-07(Sat) 06:20:36
「マイト君、効いてきたかい?」

聞いたことのある声がする。
ゆっくり目を開けると、部屋が薄暗く、
ここがどこか判らなかった。

頭が重く、とてもふらついている。
そして、体が熱く、下半身が疼いて仕方ない。
よく見ると、俺は裸になっていてベッドに膝で立っていた。
しかも、背中で手首が紐みたいなもので縛られている。

どういうことなんだ、これは。

すぐ近くから、笑っている声がした。
そこには菅生さんがいて、俺のことを見ている。

「マイト君、効いてきたかいって聞いているんだけど?」
「何が‥ですか‥」
「何がって薬のことに決まってるよ。
 錠剤を2粒、さっきビールで飲んだじゃないか」

ああ、考えてみれば昔、こういうことがあった。
じゃあ、昨夜のと同様に、これも夢なんだ。
やっぱり俺は欲求不満が溜まっているらしい。
この夢が終わったら、1人でさっさと処理しようじゃないか。

くい、と顎を上げられると顔が近づいた。
「どうしたの?考え事?」
「いえ‥薬がちょっと効いてきたみたいで‥」
「そうか、やっとか。よかったよかった。
 でも、錠剤のせいか即効性がないね。
 もうちょっと品質改良しないとだめだなあ」

嬉しそうに言いながら、俺の胸に、
菅生さんが器具をつけてきた。
5センチほどの丸いシリコン状のものに、
モーターがついているらしく、リモコンがある。

「これ何ですか?」
「これは乳首用ローターだよ。マイト君は胸が感じるでしょ?
 これで、もっと感じてもらおうと思ってね」

にたり、と微笑んだ菅生さん。
薄暗くなっている部屋のせいで、とても怖く感じた。
瞬間、スイッチが入れられた。

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