2015-03-09(Mon) 04:51:12
ぶぶ、と鈍い音が響く。
ローターの動きが弱めだった。 それでも、膨張したソレを刺激するには、 充分すぎるほどの威力はある。 コンドームを被せられたソレは、 まるでゴムの先っぽで遊んでいるかのように、 ひくひくと蠢き続けていた。 「あああ‥ああ‥」 「んん、いい声だね。マイト君の声が好きだよ。 僕だけにもっと聞かせてくれるよね?」 菅生さんは言うと同時に、 つつっと俺の首に舌を這わせた。 同時に、ローターの動きが激しくなり、 喉に詰まったような声を発した。 体中が、甘く疼く。 全ての疼きで、ソレが甘痒くなる。 がくがくと腰が無意識で揺れてしまう。 その動きのせいで果てそうになる。 「あ、あ、菅生さん‥イキそうです‥っ」 「おっとっと、それはまだダメだよ」 菅生さんの右手が、ソレの根を掴んだ。 出かかった精が、そこで堰き止められて、 苦しいよりも気持ち悪くなった。 堰き止められているのにローターは動き続ける。 頭と体が、おかしくなりそうだった。 「お願い‥だから‥イカ‥せて‥」 「マイト君、もうちょっと我慢できるよね。 ほら、ここ、精液でぱんぱんに膨張しているよ。 僕がたくさん揉んであげる」 菅生さんの左手が、精の溜まった睾丸を包み込んだ。 そして、切ないほど優しく、蓑をやんわり揉んでくる。 右手で射精を止め、左手は射精を促す。 気持ちよさと苦しみで一杯になった。 次話へ 前話へ お気に召しましたら一票お願いします。 |