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  [ 星が刻んだ未来さえ2nd 23 ]
2015-03-11(Wed) 05:38:57
はっと目が開いた。
いつもの、リビングのソファで。

ああ、そうだった。
マンガを読んでいたら眠くなってきて、
いつの間にかソファで寝てしまった。
そんでもって、菅生さんと再会したせいで、
昔にあった出来事が夢になったのだ。

しまった、と思った時には遅かった。

またもや夢精していたのだ。

がっかりを通り越して落ち込んでしまった。

どんだけ溜めているんだって話だよ。
昨日は鬼塚さんで、今日は菅生さんって、
そんなに欲求不満だったのか。
満さんとセックスしかしない訳じゃないんだ。
ちゃんと、溜まったものは抜いているのに、
2日連続の出来事に、しょんぼりした。

いや、このままでも仕方がない。
俺は着替えを出し、シャワーを浴びた。
そしてまたもや、シャワー後に下着を洗った。
とほほと思いながら。

それを干して、これから何しようかと考える。
携帯をチェックするもメールすら受信していない。
と、その時に思い出したのが、
凛さんから貰った、あのプレゼントだ。

あれって何が入ってるんだろう。
ビニールを開けてみた。
白い変な形の物と、ローションのミニボトルだった。
ローションは判るとして、こっちの白いのは何だろう。

説明書には、エネマグラと書いてあった。
男性専用で、特殊な形状が前立腺を刺激し、
不感症やEDの治療になるらしい。

って、凛さんはどうしてこれを俺にくれたんだろう。
恋人にプレゼントする予定だったけど、
俺があんなにがっかりしてたから渡してくれたのかな。

まあ、いいか。

このところ夢精続いているし。

満さんいないからこれ使ってやれ。

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