2015-05-27(Wed) 04:56:17
見上げると満さんが微笑んでいた。
呆れながらも笑っている、そんな顔だった。 「満さ‥んん‥っ」 名前を呼ぶ途中で、キスされた。 地下の駐車場で、周りには誰もいない。 いつ誰がここにくるか判らない。 判っていながら満さんは、キスをしてきた。 満さんにジーンズのファスナーを下される。 ぷるん、と血の滾った俺の塊が、 コンドームに覆い被さったまま飛び出てきた。 満さんは黙ったまま、ソレを握った。 熱に包まれてソレは熱を増す。 「うあ‥っ」 そのまま手を上下に動かされ、イキそうになった。 達しそうなのを察したのか、ソレを擦り続けながら、 満さんが訊ねてくる。 「これ、どうしたんですか?」 満さんの手が、腰の下に潜り、 挿ったままのエネマグラを捻ってきた。 ぐりぐりと、中のいいところが擦られる。 「昨日、友達に‥貰いま‥うあっ」 「本当ですか?」 怒ったように聞いてくる満さん。 ぐいっと、ソレの割れ目に指が入ってくる。 イキたいのにイカせてもらえなくて、 ぶるぶると腰が揺れた。 「本当で、す‥だったら‥友達に‥電話を‥っ」 「判りました、信じます。 疑ってしまったことを謝ります。すみません」 ようやく信じてくれた満さんが、満面の笑顔で、 グローブボックスから紐を取り出した。 そして、俺の手をシートの後に回し、 それで縛り上げた。 次話へ 前話へ お気に召しましたら一票お願いします。 |