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  [ 星が刻んだ未来さえ2nd 33(R18) ]
2015-11-02(Mon) 05:53:48
「舞斗、好きだよ」

呟きと共に、キスされる。
こんなにも濃いキスを続けられたら、
俺もだよって伝えられない。

舌が入ってきて口を犯してくる。
それは甘く優しく、
じわりじわりと体の全部が疼くようだった。

「俺も‥好き‥」
キスをしつつ、やっと言うと笑ってくれた。

もう、言葉がなくても気持ちはひとつだ。

結んだばかりの帯が、しゅるっと解かれる。
それで手を軽く縛られた。

「どきどきする?」
「ん、する」
「次はどんなことされると思う?」
「判んな‥ん、あっ」

首をつつっと舐められた。
満の舌は、そろそろと下りていき、
浴衣を少しずらして突起を銜えた。

「はあ‥っ」
「ここ好き?」
「‥ん」
「ここ感じる?」
「‥ん」
「ね、ちゃんと言って?」
「言わなくても判るくせに‥ふあっ」

舌で擦られて仰け反った。
表面で摩擦されるだけで乳首が敏感になっていく。
そんな時に歯を立てられたら、たまったもんじゃないのに、
胸からかりっと音がした。

「うっあ、あっ」
「判っているけど聞きたいんだ」
「はあっ、はあっ、ああ、感じる‥感じるよ‥っ」

半ばやけになったように言うと、歯が軽めに横に動いた。
硬くなった胸が、こりこりと擦られる。

「あああっ」
「よく言えたね。舞斗にご褒美だよ」

縛られているせいかいつもより感じてしまう。
自分でも下着が、じわりと濡れてきたのさえ判るほどだ。

一応、下着の替えくらいは持ってきてるけど、
胸だけでこんなに濡れるなんて恥ずかしい。
それを隠すのに足をもじもじさせると、
満にがばっと開かれた。

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