2018-10-09(Tue) 15:29:28
光さんの肌が、汗でしっとりと濡れている。
ほんのりと赤くもなっている。 それがまた色っぽく見えるのだ。 胸元の、つんと尖った先っぽを、 ぱくりと口に含んでから舌で転がした。 俺の上に乗っている光さんが、 びくりと体を揺らしながら目を潤ませる。 久し振りの、光さんの肌。 伝わってくる熱が、とても気持ちいい。 柔らかい肌に、もっと触れたくなる。 光さんと離れたくなくなる。 俺の腹の上で、光さんのソレが動いた。 ソレはすっかり興奮しており、 動く度、粘っこい液体が垂れてくる。 ソレを、触れるか触れないかで握った。 そのまま手をゆっくり動かす。 「ん‥うう‥」 くぐもった声が耳元で聞こえた。 本体だけを刺激し、とことん焦らす。 すると、光さんが体をずらして、 触ってほしい部分に手がくるようにした。 口で言わないで体を動かすところ、 可愛いなと微笑んでしまう。 でも、それでも握った強さは変えない。 今日の作戦は、焦らしまくると決めたから。 「おい‥聖‥」 「どうしました?」 「もっと‥ちゃんと触れよ‥」 「こういうの気持ちよくないですか?」 「焦らしが辛い‥もどかしい‥っ」 おねだりなのか、光さんのキスの嵐がきた。 顔中から首筋にかけ、俺の肌を貪り、 吸ったり舐めたり、キスマークをつけたりする。 俺はこれに弱く、こんなにキスをされたら、 すぐにでも光さんの勝ちになってしまう。 光さんも判ってて、俺のことを攻めてくる。 くたり、と全身がすぐに脱力した。 「力抜けたくせにここは元気だな」 光さんが触ってきた、主張する俺自身。 ソレだけが唯一脱力しておらず、 むしろ元気そのものだった。 その上に乗ると、にやりと笑いながら、 光さんは腰をゆっくり下ろしていった。 次話へ 前話へ お気に召しましたら一票お願いします。 |