BLUE BIND
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と思ってリンクを繋ぎました。
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 雨上がりの最果てで 1 ]
2012-12-01(Sat) 07:30:00
高校1年生で、バイトを始めた。
きっかけは兄貴だった。
兄貴は、コンビニでバイトをしていた。
家にいても暇だから、という理由だった。
俺はバイトに文具店を選んでみた。
コンビニよりも時給がよかったからだ。
仕事の内容は、バックヤード作業が中心なんだけど、
商品の整理に陳列、営業の仕事の確認と発注、
たまにレジが不足していればレジもやる。
みんないい人ばかりで楽しかった。
楽しいから続けられた。
辞めたいなんて思ったこともなかった。
2年が経過し、バイトの先輩になった。
そこで入ってきたのが、波多野夏樹。
同じ高校と知り、他のバイト仲間より話すようになり、
あっという間に距離は縮まっていった。
でも、恋心なんか皆無だった。
だって、当時、付き合っている女の子がいたから。
波多野は人懐こく、話すのが楽しかった。
ゲームが好きで、お互いの家に、
ゲームをしに遊びに通うようになった。
男同士、だらだらするのも悪くないって思った。
いつからか、彼女といるより波多野といたい、
と思うようになって心がもやもやした。
この感情が何なのか自分で判らなかった。
もやもやを抱えながらバイトをしていたある日のこと。
営業課長の柏葉さんと敏腕営業の佐伯さんから、
印刷受注の書類を預かって印刷部へ発注に行ったら、
部数を書くところが空欄だと言われてしまい、
急いで営業部に戻った。
そこで、俺ははっきり見てしまった。
柏葉さんと佐伯さんの、キスシーンを。
スーツに身を包んだ、サラリーマンが、
2人しかいない営業部で、明らかにキスを交わしていた。
キスが終わってから、2人が微笑む。
突発にした態度ではなく、恋人がする態度だった。
扉前をばれないように後退りして、俺は非常口へ走り、
口を押えながらその場に蹲った。
頭と胸が、ぐるぐると回っているような感じがした。
吐くのかと思ったけど吐かなかった。
荒い息がどうにか落ち着いてから、涙が出た。
羨ましいって思っている俺がいた。
自分の感情を自覚し、また頭と胸が回った。
制御することのできない感情に、体のほうが追いつかない。
吐きそうで吐けなくて、涙も勝手に出る。
偶然、非常口を通った波多野が寄ってきた。
「仲村さん!どうしたんですか?」
波多野を見上げ、俺はとうとう知ってしまった。
俺は波多野が好き、ということを。
次話へ
新しいお話がようやく始まりました。
同時に、WEB拍手も変更しました。
(WEB拍手はネタばれ注意です)
郁央と波多野の、ラブファンタジーストーリーです。
これからどうなるか?温かく見守って下さい☆
お気に召しましたら一票お願いします。
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