BLUE BIND

蒼空と流星の狭間2011.9.4～2011.10.21

「‥満さん、ああっ、そこ気持ちいっ」
「阿久津、すごく可愛いね」
「舞斗さん‥俺のをここに挿れさせて‥」
「もうちょっと奥までいいですか、侑津弥君？」
この４人で繰り広げられる、とある一晩の物語。

阿久津城（あくつじょう）
和賀塚高等学校１年３組　１７歳

笹崎侑津弥（ささざきうつみ）
和賀塚高等学校１年３組　１６歳

仲村舞斗（なかむらまいと）
慶修大学医療工学部２年　２０歳

楠満（くすのきみつる）
オルテンシア店長兼スーパーバイザー　４０歳

☆マークには性的表現があります。

１＊２＊３＊４☆＊５☆＊６☆＊７☆＊８☆＊９☆＊１０☆＊
１１☆＊１２☆＊１３☆＊１４☆＊１５☆＊１６☆＊１７☆＊
１８☆＊１９☆＊２０☆＊２１☆＊２２☆＊２３☆＊２４☆＊
２５☆＊２６☆＊２７☆＊２８＊２９＊

↓登場人物＆イメージイラスト

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阿久津城


「スイートルームは現在使用不可となっております」
「‥え？電話でちゃんと予約したんですけど」
「こちらのミスです。誠に申し訳ございません」
「俺達、どうしたらいいですか？」
「近隣のホテルを確保致しますので、
　そちらでの宿泊でご了承頂けないでしょうか」

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阿久津城


楠さんと舞斗さんが隣にいる。
俺達は、時間が止まったように全身を固まらせた。
あまりの偶然にびっくりして反応できない。

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笹崎侑津弥


スイートの寝室にはダブルベッドが２つ設置されている。
それ以外にも、イスとテーブルのあるリビング、
ソファとテレビのあるダイニング、無駄に広い風呂に、
広いトイレが２つもあった。

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笹崎侑津弥


ベッドに横になったまま、目をゆっくり開ける。
何も見えないくらい真っ暗だった。
どうやら夜中みたいで、俺はまた寝ようとした。

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