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  [ 蒼空と流星の狭間 8(R18) ]
2011-09-14(Wed) 21:20:04
笹崎侑津弥


ジョーが、こっちを気にしているのが判る。
顔がちらちらと動いているし、何となく視線を感じる。
その目で捉えているであろう俺の姿は、
恥ずかしいくらい淫らなものだった。
満さんに寄りかかり、足を広げ、
すっかり硬くなったソレを晒していた。

好じゃない人にソレを扱かれる。
それなのに、感覚は素直で、体がどんどん高ぶる。
イヤじゃないし、感じるのは何でだろう。

「‥は、は、んあ‥っ」
「イキたくなったらイッていいですからね」
そんなことを言われるだけでソレがもっと硬くなり、
首で頷くようにぴんと跳ね上がる。

されてばかりだと快感だけに集中しちゃうから、
頭も体も、おかしくなってしまう。
快感だけなんかに支配されないように、
少しでも何かしたくて満さんのを触ろうとした。
だけど、手を取られて唇を重ねられた。

「いいんですよ、そんなことしなくても」
「‥はあっ、ああっ、でも‥俺‥ばっか‥っ」
「そんなことありませんよ。
 ほら、私のここだって勃ってるでしょう?」

俺の背にぐいっと腰が当てられる。
硬くて大きな満さんが、興奮してますと主張している。
でも、だったら尚更気持ちよくしたい。
自分ばっかり気持ちよくて、声をこんな上げるなんて、
フェアじゃないしイヤだ。

「君の声だけでここに血が集まってしまいました」
耳に息がかかって背が震える。

何かしたいのに何もできない。
せめて声をちょっとでも抑えようと、指を噛む。
すると、体がぞくりと震えた。
制御できない快感が、腰の奥から込み上がる。

「‥ふああっ、ああっ、も‥イク‥っ」
「私がイクところを見てあげますからね」

満さんの手のスピードが上がった。
摩擦されている水音に、感覚が淫らな感情に染まる。
やんわりとした力でソレを握られただけで、
体の芯がびくびくと震え熱くなった。

「‥で、あ、出るっ、イッちゃう‥っ」
甘い電撃が襲い、満さんによって達してしまった。

扱いていた手が、俺の精を受け止め、静かに止まる。
俺はそれを見つめてから、上を仰ぎ見た。
溜まっていた涙が、つつっと頬を流れていく。
それを、ぺろりと舐められた。

「たくさん出ましたね」
「‥は‥い」
「気持ちよかったですか侑津弥君?」

視界の片隅に、再び舐めてこようとする舌が見えた。
舌を出し、迫ってきた舌をぺろりと舐めてやる。
そうくるとは思っていなかったのか、満さんが驚いた。

「‥すごく気持ちよかったです」
「そうですか。では、次はこちらの番ですね」

後に満さんの指が入ってきた。
イッたばかりなのに、中をじっくりと擦られて、
いつもよりも感じてしまう。

「‥満さん‥何を‥っ」
「もちろん、ここに私のを挿れるんですよ」

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楠満×笹崎侑津弥

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(と言っても内2記事は消していますが‥)
ブログがこんなに続くとは思っていませんでした(^▽^;)
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