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  [ 蒼空と流星の狭間 19(R18) ]
2011-10-05(Wed) 20:35:48
笹崎侑津弥


真っ赤な俺の頬を、舞斗さんの右手が、
するりと柔らかく撫でてくる。
くすぐったくて、俺は思わず首を竦めた。
右手は、次に顎の下を触り、
猫を構うように顎を撫でてくる。
感じてしまいぶるっと震えた。

「‥はう、んっ」
「ねえ、笹崎はいつもそんな顔見せてるの?」
「‥え?」
「エロくて色気があって、そそられるから」
「‥そんな、こと、ない‥です‥んんっ」

ジョーも、満さん達も、同じことを言ってくる。
俺ってそんなにエロ顔してるのかな。
そんなことはないし、そんなつもりもないのに。

俺なんかより舞斗さんのがエロい顔している。
ほら、目を潤ませて頬を赤らめながら、
俺にキスを迫ってくる。
避けられない俺は、それを唇で受け止めた。

その間にも、舞斗さんの指先が、
俺の体をするりと撫で回してくる。
胸を撫で、腹を撫で、それを通過すると、
後ろの窪みを狙ってきた。

まさかそこを狙われるとは思わなくて、
俺はびくっと慄いた。
イヤな想像はずばり的中し、舞斗さんが指先から、
ゆっくりと滑るように入ってきた。

「‥はああっ」
「笹崎、ここ狭くて熱いね」
「‥んん、あ、そんなに動かさない、で‥っ」
「ねえ、ここに俺の挿れていい?」

突然の発言に、俺はびっくりして固まった。

俺と同じ、受けるほうだと思っていたけど、
舞斗さんの役割って、もしかしてそっちだったのかな。

いや、受けるほうだろうが責めるほうだろうが、
身長差も年齢差も、そんなの関係ないけど。

俺の言いたいことが顔に出ていたのか、
舞斗さんが微笑んでから、こう言った。
「笹崎のこと可愛いから、挿れたいって思った」

色っぽい唇と、色っぽい顔で、色っぽく囁かれる。
芯がじわりと疼いたのを感じながら、
俺を欲しがっている熱い目を、じっと見つめた。

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仲村舞斗×笹崎侑津弥
(+から×にチェンジしました)

前回の記事「絵チャに参加させて頂きました」が
ブログ村で2位を頂きました!
マジで?夢じゃない?誰かつねって!(落ち着け)
はわわわ。とにかくありがとうございます。
‥でも、カウンターの回転はなぜか微妙で(^▽^;)
2位って基準が何なのかよく判りませんが
それでもやっぱり嬉しかったです♪わーい♪


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