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  [ 蒼空と流星の狭間 18(R18) ]
2011-10-03(Mon) 07:15:35
笹崎侑津弥


ソレの割れ目を舌で擦りながら、茎を扱く。
舞斗さんはこうされるのが気持ちいいみたいで、
舌が疲れるまでやっていたら俺の先にイッた。
舞斗さんが痙攣すると、
口の中にどろっとした液が放たれた。
味はジョーと違ったけど、思ったより苦くなくて、
俺は吐きもせずそのまま飲み下す。

肩で息をしながら俺の口からソレを抜き出し、
舞斗さんはこっちに視線をやった。
吊り上がっている目が潤んでいて、頬も赤い。
悩ましげな瞳に、俺は思わずどきっと胸を弾ませた。

「はあ、はあ、上手だね笹崎って」
「‥そんなことないですよ」
「ううん、鍛えてきたんだなってよく判るよ」

鍛えてきたんじゃなくて鍛えられてきたです、
と心でそっと返してみる。
なんて思ってると、舞斗さんが再度、俺のを銜えた。

「じゃあ、次はこっちの番」
じゅるっと音を立ててソレを吸い上げられた。

無意識に、腰が浮く。
すると、俺の後ろにすかさず指が入ってきた。
擦ったり掻いたり、少し激しめに抜き差ししたりと、
これは中の液を掻き出す動きではない。
俺のことをイカせようとしている動きだ。

ああ、でも、俺はなぜか逆らえない。
このまま気持ちよくなっていって射精したい。

舞斗さんの口腔に、突っ込むみたいに腰が動く。
恥ずかしいのに止まらない。
気持ちよさと羞恥で、じわりと涙が溢れてきた。

中を擦る指が、俺の弱いところを特に攻めてくる。
腰とか足がぶるぶると細かく震えてきて、
涙が頬を伝い、シーツに染みを作っていった。

「笹崎、すごくエロい」
「‥くう、うう、だって気持ちよくて、
 あっあっ、もうダメっ、イッちゃいますっ」

喉の奥までソレを突っ込み、俺はそのまま放つ。
全身が痙攣し、あまりの快感に恍惚となってしまった。

「ん、んん、ん‥っ」
小さく呻いて、舞斗さんが精液をキャッチする。
ごくり、と飲んでくれた音がここまで聞こえてきた。
飲む度に、喉がきゅっと締まってくれる。
それすら気持ちよくて、軽めにまた達してしまった。

煙が出てんじゃないかってくらい頭が熱い。
さっきからイッてばっかりで、バカになりそうだ。
頭ばぼーっとしてて、体はぐったりしてて、
俺はベッドにただ沈むしかなかった。
その隣に並んで、舞斗さんが微笑んでいた。

「笹崎これで何回目?量かなり出てたよ」
「‥2回目です。あれ、いやたぶん3回目だったかな」

記憶が曖昧で、思い出しておきながらも頭を振った。
恥ずかしいシーンしか浮かんでこない。
さっきからこんなことばっかりしているってのに、
未だにイクことが恥ずかしいなんて、バカにもほどがある。

情けないのと恥ずかしいのとで、下を向く。
すると、微笑んだままの舞斗さんが、キスをしてきた。
俺は顔を上げ、照れながら笑った。

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仲村舞斗+笹崎侑津弥

連日、あちこちの記事に拍手を頂戴しております。
ありがとうございます!やる気が漲ります!
ほのぼのばかりだと、エロが恋しくなり、
エロばかりだと、ほのぼのを書きたくなるという、
とても身勝手な水色ですが(苦笑)
もうしばらく4Pものお付き合い願いますm(_ _)m


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