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  [ 蒼空と流星の狭間 17(R18) ]
2011-10-01(Sat) 05:00:46
阿久津城


「気持ちいいみたいですね阿久津君」
「楠さんにされたら誰だって感じちゃいますって」
「満って呼んで下さい、阿久津君」
満さんの動きが早まって、ソレ同士が更に摩擦される。
「は、あ、満さん‥すっげ気持ちいい‥」
俺は犬みたいに舌を出して、熱い息を吐く。
腰の奥が、ずくんと重くなってきた。
この人の手が巧みで、俺はそろそろ出そうだった。

「そうですね、とても気持ちいいです。
 あとちょっとでイキそうになってきました」
弱々しいのに色気がある、満さんの声。
ハスキーボイスが俺の芯に響いてくるようだ。

どうやら、満さんはマジで達しそうらしい。
さっきから、足がびくびくと震えている。
こっちもやばかったし、タイミング的にばっちりだ。

「俺もそろそろ出そうです」
「それでは、スピード早めますね」
安心したような表情で、扱くスピードが早まった。

加減がこれまた気持ちがよくて、
俺はあっという間にイッてしまった。
やや遅れて、満さんも達する。
止まった手には、どろっした液体が付着していた。

「さっきしたとは思えないような量ですね」
「満さんほど量はありませんよ」

俺の言葉に笑い、満さんはティッシュでそれを拭う。
それをごみ箱に捨ててから、キスをされた。

「いきなり何ですか?」
「キスしたかったから、させてもらいました。
 それとも、キスする理由が必要ですか?」
「いや、そういうわけでは‥」

俺の顔にキスの雨が降ってくる。
いつもはウツミにしてばかりだから、
逆にたくさんキスされるのは慣れていないけど、
そんなに悪い気はしない。

くすぐったいけど、基本はやっぱり気持ちいい。
舌が入ってきても歯を舐められても、
唾液をやらしく交換させられても、キスで心が温まる。

俺達は、しばらくキスを続けていた。

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楠満+阿久津城

過去の蒼空を、ちょこっと読み返しました。
やばい‥なんだかとても想像以上にエロかったです‥(汗)


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