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  [ 蒼空と流星の狭間 24(R18) ]
2011-10-14(Fri) 09:50:34
笹崎侑津弥


「‥んぐ‥んん、んむうっ」
息を継ぎながら精を飲んだ。
ジョーの匂いが、口いっぱいに広がってくる。
ようやく満たされた感じがして、
顔がうっとりと蕩けるようだった。
ジョーが肩で息をしながら、口からソレを抜く。
萎えるどころかソレはまだ勃っていて、抜いた時、
先っぽが顔にぺたりと当たった。
そのせいで、鼻と頬がジョーの液で濡れた。

ジョーの濃い匂いが、息をするだけで鼻をくすぐる。
たったそれだけでイキそうになった。
腰がびくびくと震えて、弓のように体がしなる。

「イッてもいいですけど出しちゃダメですよ」
突然、満さんに根元を握られた。
そんなことをされたら、イキたいのにイケないし、
出したいのに出せない。

満さんの髪を、静かに撫でる。
すると、胸を舐めていた舌を止めて、俺を見た。
苦しさがせり上がってくる中、
俺にできるのは頼むことだけだった。

「‥満さんお願いです、手を‥離し‥っ」
「侑津弥君、ドライでイッたことありますか?」
「‥ドラ‥イ‥?」

ドライでイクって、どういうことだろう。
意味すら理解できず、喘ぎながら考えてしまった。
すると、ジョーが満さんに答えてくれた。

「ウツミはドライでイッたことありません」
「やっぱりそうですか。
 インターバルなしに出してばかりも辛いですからね、
 試しにドライで達してもらいましょう」

満さんが笑うと、ジョーはむっとした。
だけど、そうする他ないとでも思ったのか、
ジョーは何も言い返さなかった。

すると、舞斗さんの背後に、満さんが回った。
なぜだか俺のソレを握ったままで。

満さんはどうする気なんだろう。
いや、何となくやりたいことは読めているけど、
本当にそんなこと実行できるのかな。
満さんならやりかねないとは思うけど。

「舞斗君、私のことも混ぜて下さいね」
そう言うと、満さんはポイントを定めながら、
ゆっくり腰を突き出した。

これまでに経験したことのない快感だったのか、
舞斗さんが悲鳴にならない悲鳴を、喉の奥から絞り出す。
俺とセックス中だというのに、
満さんが舞斗さんに挿れたらしい。

連動するかのように舞斗さんのソレが膨張し、
俺の中をさらに擦り上げてきた。

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楠満×仲村舞斗×笹崎侑津弥+阿久津城

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