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  [ 蒼空と流星の狭間 26(R18) ]
2011-10-18(Tue) 05:00:28
阿久津城


「舞斗君、そろそろ出しますね」
「はああっ、あっ、うああああっ」
舞斗さんが絶叫した瞬間、
満さんが腰をぐっと突いて、そのまま止まった。
連続でイッていたらしき舞斗さんがぐったりする。
崩れ落ちそうな体を後ろから、満さんが抱きかかえた。

ウツミの根元がようやく開放されて、
滾ったままのソレが辛かったようにひくりと動く。
満さんは笑いながら、舞斗さんと一緒に、
その場でゆっくりと横たわった。

「いつも無茶させて、すみません」
満さんが言うと、舞斗さんはそれを否定するように、
首を振りながら額を擦りつけるように顔を埋める。

好きな人のためなら何でもできる、
だから、そんなこと言わなくていいのに。
口に出さずとも心で語っているような、
そんな可愛らしい仕草だった。

「舞斗君、愛しています」
「満さんより俺のほうが愛してます。
 俺のほうが‥愛してるんです‥死ぬほど‥」
小声で愛を囁き合う2人。

こっちから見えるのは、満さんの嬉しそうな顔と、
舞斗さんの震える背中だけ。
2人のその抱擁からは、ラブラブなオーラが放たれていた。

幸せそうだなと思いながら見ていると、
起き上がったウツミにいきなり押し倒された。
ぼふん、と体がベッドに倒れる。

何すんだと睨もうとしたら、逆にウツミに睨まれた。
蛇に睨まれた蛙の如く、体がぎしっと固まる。
すると、ウツミに頬を掴まれて、唇が3の形に歪んだ。

「‥ジョー、これから挿れるから。
 挿れたらすぐにイクけど笑うなよな」
堂々宣言し、ウツミは俺に腰を沈めてきた。

セックスして柔らかくなっている窪みが、
難なくソレを飲んでいく。
圧を感じてウツミはぶるっと震え始めた。
「‥んんあ、あ、イク‥っ」

ソレを僅か扱いただけでウツミは精を放つ。
ドライでイッて出せなかった分、
やっと出すことができたって感じだった。
そして、息をつく間もなく、ウツミの体は揺れ出した。

ウツミに犯されて、俺は思わずシーツを握り締める。
あれだけ舞斗さんとしたくせに、
ウツミの中は熱くてやんわりと俺を包んできた。
セックスシーンを見ていただけの俺は、
すぐにでも達してしまいそうで怖かった。

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阿久津城×笹崎侑津弥
楠満×仲村舞斗

先日も絵チャに参加を致しました。
レポをアップしたいのです、が!
ジョーとウツミのシーンがいいところなので、
後日アップさせて頂きます。すみません(汗)
蒼空、あとちょっとで終わりそうです(^▽^;)


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