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  [ 蒼空と流星の狭間 27(R18) ]
2011-10-19(Wed) 10:00:26
阿久津城


「‥ん、ん、ん、んあ、あう、ジョー‥っ」
悩ましく呼ばれて、俺のソレはもっと硬くなった。
ウツミが中でそれを感じたのか、熱い息を吐く。
俺の上に跨り、ウツミが躍るように揺れていた。
その度に、俺のソレが出たり入ったりする。
同時に、中でたくさん出されたものが、
ぐちょぐちょと音を立てながら溢れ出てきていた。

されてばかりは、俺の哲学に悖る。
ってなもんで、疲れないようにと腰をサポートし始めると、
虚ろな目のウツミが、にやりと笑った。
余裕そうなウツミに挑発され、俺は腰をぐんっと突き上げる。
すると、細い体がぐんっと仰け反った。

「‥うああっ」
「ウツミ気持ちいい?」
「‥あう、はあ、いい‥気持ちい‥っ」
「奥まで届いてる?」
「…う、ん、んん、はあ、はあ、きてるよ、
 ジョーの‥いっぱいに‥うあうっ」

嬉しい喘ぎに、言葉の終わらぬうちに気合を入れる。
当然、ウツミの体がびくびくと震えた。

ウツミは、顔を俯けて目を細めたり、
上を向いてはだらしなく口を開いたりと、
こっちが興奮するような表情ばかりする。
それだけで気分はますます高揚する。

キスしたくなり、ウツミを引き寄せて唇を重ねた。
しつこくキスしていると、ウツミが苦しそうに呟いた。

「‥ジョー、好き‥っ」
「ん、俺もウツミのこと好きだよ」
「‥好き、あん、好き、ああん、も‥イキそ‥っ」

ウツミの中がひくひくと蠢いている。
久々に、扱かなくてもイケるんじゃないかと思って、
ウツミの首を吸いながら、スパートをかけた。

すると、満さんが呟くように言った。
「阿久津君、キスして少し息を詰まらせると、
 イキやすくなりますよ」

満さんに頷いて、キスしたまま下から突きまくる。
イキそうなのか、ウツミの中がびりびりと痺れているのが、
俺のソレへと伝わっていた。
もうちょいで、ウツミはこのままでイクはずだ。

「‥はあっ、ああっ、イクっ、うっあああっ」
俺とキスをしたまま叫んだウツミは、
ベッドが軋むほど震えると、
誰も触っていないソレから精を放った。

ぎゅうっと中ですっげ締めつけられて、
俺はウツミを追うように達した。
強烈な刺激と、満足のいくセックスでの射精に、
俺はようやくほっとできた気がする。

ウツミの震えはしばらく止まらなかった。
その間も、俺は優しくウツミの頭を撫でてやる。
やがて涙目のウツミが、顔を上げて俺を見た。

「‥ジョー‥ずっと好きだ‥」
そう呟いて、ウツミは動かなくなった。

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阿久津城×笹崎侑津弥

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