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  [ 全てを任せてキスをする 7(R18)(完) ]
2014-03-25(Tue) 06:00:00
僕のソレの先に、彼が乗る。
目を閉じながら手で探り、ゆっくり腰を落としていった。

先端が、ぬるりと挿入された。
彼が僕の肩に手を置き、刻み震える体を沈めていく。
僕のソレは硬くなったままで、彼の中を突き刺し、
すっぽりと全て熱に包まれた。

「あ‥あは‥できたね‥」
「ああ、できたね」
「よかった、俺すごく‥嬉しい‥」

彼はとても嬉しそうに呟いた。
それに応えるように、彼をゆっくりと貫く。
彼の中が、僕のことを歓迎するかのように蠢いている。
それが気持ちよくて、静かに息を吐いた。

時折、心配そうな視線で、彼が僕を見る。
その度に僕は笑って、キスをした。
キスをすると息が詰まるほど舌が絡まってきた。

「ん、は、公明‥こ‥めい‥っ」
愛おしそうに呼ばれるだけで、僕の熱が昂る。
昂る熱が、彼のことをもっとほしいと叫んでいる。

離れない。

離れられない。

離さない。

彼はずっと僕のものだ。

そんな思いをぶつけるように彼を、もっと貫いた。
拍子に、彼が先に熱を放つ。
ぎゅっと締まった後、そのまま僕も果てた。

僕達は喜びの余韻に浸りながら、キスをした。
「ねえ、公明」
「何だい?」
「俺すごく幸せだ」
「僕もだよ。幸せすぎて困ってる」
「本当?」
「ああ。本当だとも」

ティッシュで体や液体を拭ってから、彼が立つ。
そして、僕のことを導くように、すっと手を伸ばした。

「お風呂入ろうよ公明」
「そうだね。そうしようか」

その手を握って、僕は笑いながら立ち上がった。

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全てを任せてキスをする、これでおしまいとなります。
きっとこの2人はこれで幸福なのでしょう。
今後の2人は、皆様のご想像にお任せしたいと思います。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。


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