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  [ 君、何を想う 3(R18) ]
2010-07-24(Sat) 07:00:20
阿久津城


ソレを口に含んでいるとウツミは顎が痺れるらしく、
いつもは早々に頬張るのをやめる。
それなのに、今日はかなり頑張っていた。
「‥んん、はあ‥ジョー‥どう?」
休憩がてら一息つき、俺の様子を伺う。
それでも、ウツミの舌は割れ目をなぞっていた。

「ああ、すっげいいよ。そのまま続けて」
「‥うん」

優しく握り、唾液の跡をつけながら丹念に舐めていると、
ウツミの表情が微妙に変化してきた。
いかにも頑張っていますという表情だったのに、
何となくエロさ全開の顔になってきたのだ。

はあ、とソレに吐息をかけながら、
うっとりと、まるでソレが大好物であるかのように、
下から上まで、余すところなく舐めている。

すると、袋付近で一瞬、ウツミの動きが止まった。
直後、物欲しそうな表情で、俺のソレを見つめる。

なんだ、このやらしい顔つきは。

「‥ジョー、どうした?」
ウツミが潤んだ瞳で、こちらを見上げていた。

「あ、いや、ウツミ上達したなってさ」
「‥そうかな」

ちょっと嬉しそうにウツミは笑った。
何事であろうと上達したと評価をされて
イヤがる人はいない。

「ウツミ顎疲れるから、あんまりムリすんなよ」
これが終わりじゃなくて、これで始まるんだからな、
と心の中で付け足す。
「‥うん。大丈夫」

ウツミは頬張ったまま、口を上下に動かす。
喉の締め付け感が、強すぎず弱すぎず、
そして歯も当たらずで、思わず足が震えた。

これは、もしかしてもしかすると、
今日はかなりやばい展開になりそうだ。

「‥く、ふ‥イキそう‥?」
「ああ。ウツミ、もう顔離して」
「‥イヤだ」

ウツミは俺がイきそうなのを察し、
躍起になりながら愛撫のスピードをあげる。
瞬間、舌が強めに先に当たり、それが引き金になった。

「ちょ、おい‥んんっ」
フルパワーを出してウツミを離したものの、
同時に、刺激を受けたソレが精液を放ってしまった。
あちこち自由な方向へ飛散するソレは、
ウツミの顔に少しかかった。

「‥わ、あっ」
「はあ、はあ‥ウツミごめん‥大丈夫か?」
「‥う‥うん」

ウツミは、驚きつつも冷静な顔をしていた。
わざとではないけど、ソレを浴びたウツミを見ていると、
興奮のあまり鼻血出そうだった。
目の下と、鼻の頭と、それに口の脇に少しだけ、
溶けたソフトクリームのような白いものがついている。

携帯の写真で保存を、とウツミに言えるはずもなく、
そのエロい姿を目に焼きつけながら、
俺はティッシュで拭ってやった。

やばいな、これじゃあ匂いが残りそうだ。
ウツミが嫌がらないだろうか。

「ちょっと匂い残ってるな。ウツミ顔洗ってくるか?」
「‥このままでいい。大丈夫」

声が少し、上ずっているように聞こえる。
口でやりすぎて喉がおかしくなったか、
と心配しているとウツミが咳払いをした。
それからはいつもの声に戻ってきたみたいだし、
このまま続きができそうだ。

「次はウツミの番だな」
笑いかけながらウツミをベッドに倒す。

ウツミの短パンを脱がそうとしたら、
ささっと自ら脱いでしまった。
それなら、とローションを温めることにする。
いきなり使うには、こいつはいつも冷たいからな。

細い足を開き、そこへ指2本入れる。
ここはもう、すっかり慣れたもんだった。

「ウツミ痛くない?」
「‥うん。初めは、ん、死ぬほど痛かったけど」

今でこそ慣れても、やっぱり始めは痛かったか。
ここは排泄する器官であって、
何かをいれるように作られてはいないからな。

「‥死にたいって思ってた。あの時はな」
あの時、というのは親と住んでいた時の話だろう。
ウツミはそこまで追い込まれていたのか。
「今は?」

慣らし終えて両膝に割って入ると、そこへ腰を突き入れた。
最初こそ窮屈だけど、ローションの滑りに助けられて、
そこさえ通り過ぎればぬるんっと滑り挿っていく。

ウツミは腰を跳ねさせながら俺を見た。
「‥く、う、ああ、ジョーといる‥だから死なない‥っ」

当たり前だ。
俺がウツミのこと死なせたりするもんか。

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顔射はとりあえず確信犯ではありませんでした。
機会があれば確信犯の顔射を書きたいです。
そして、ウツミはジョーを張り倒す、と(笑)
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