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ＢＬ小説ブログ。危険を感じた方はお逃げ下さい。

　 [ 笹崎侑津弥の恋愛相談室　１ ]

2010-08-01(Sun) 13:50:27

受付番号１：阿久津城（青い空を見上げて）

「‥どうぞお入り下さい」

「失礼します」

「‥お名前どうぞ」

「阿久津城です」

「‥では、どのようなお悩みでしょうか？」

「恋人がたまんなく可愛くてエロいので、
　いつか誰かに取られそうで、すっげ不安なんです」

「‥えーと‥恋人はエロくもないし可愛くもないので、
　誰にも取られません。以上です。はい、次の方‥」

「ちょ‥ちょっと待てって。早すぎ早すぎ」

「‥以上です。はい、次の方‥」

「あ！悩みもう１つありました！
　毎日セックスしたいのですが恋人がイヤがります。
　どうしたら毎日させてくれますか？」

「‥っ」

「笹崎先生？」（にやにや）

「‥ほぼ毎日していると推測しますが？」

「課題やテストがあると休止させられるんです。
　ほぼではイヤなんです。文字通り毎日で」

「‥それでは相手が迷惑なので一人で処理しましょう」

「それを言ったら終わりだろ」

「‥だって、毎日って大変だし」

「それならせめて手とか口だけでもいいんです」

「‥えーと‥それでは阿久津さんが一度されてみては？」

「は？」

「‥そうすれば、恋人の身体的な状態が、
　言葉としてではなく実感できますよね？」

「いや、それは‥俺そっちはちょっと厳しいです‥」

「‥それでは一人で処理しましょう」

「だからどうしてそうなるかな。ウツミとしたいんだよ」

「‥だって、いつも激しいから疲れるし、
　そうしたらテスト勉強や課題どころじゃなくなる」

「激しくなきゃいいのか？」

「‥そ‥そうだよ。激しくなくて疲れないならいい」

「よし。なら、そういう体位の発見を手伝ってもらおう」

「‥え？え？」

「色んな体位を試すから、どれがいいのか教えてくれよな」

「‥あれ？うん？え、と、いいような悪いような‥」

「今ここで試していい？」

「‥何バカなこと言って‥ちょ、おい！
　ん、んん、はあ、あう‥やめろって！ジョー！
　うわ！触るなって！手をどけろ！」

「ほらな、やっぱ可愛いじゃん。それにエロい。
　すぐにこんなになるもんな、ウツミは」

「‥いちいち言うなっ」

「さっきの続きはあとでのお楽しみな」

「‥知るかっ」

「では、笹崎先生、ありがとうございました」

「‥俺するって言ってないぞ！ジョー聞いてんのか！」

乱れた白衣を直すウツミと、
にやりと腹黒く微笑むジョーなのであった。

次回相談者：クレウス

８月１日＝８０１（やおい）の日。
ということで番外作ってみました。
なんだろうこれ書いててすごい楽しかったです(*´ー`)
体位の検証結果は如何に？（笑）

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