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  [ 風のように遥かに 18(R18) ]
2010-08-12(Thu) 02:40:52
軽く握って手を動かすと、先輩が溜めていた吐息を漏らす。
「は‥あ‥っ」
「先輩、どんな感じっすか?」
「ん、気持ち‥い‥」
先輩が、同じように俺のソレを揉んできて、
ぞくぞくと背中が粟立ってきた。
自分でするのとは段違いに気持ちがよかった。

きっとミナミ先輩もこんな感覚なんだろう。
逆らわずに快感の大波を感じていると、
手を動かしながら先輩が身を屈めていった。

「ミナミ先輩‥?」
「いいから、このままで」
何をするんですか、と聞こうとしたのを遮られる。

このままで、との言葉通りに、とりあえず突っ立ったまま、
じっと先輩の行動を静観していた。

すると、先輩は俺の短パンと下着を床に落として、
露になったソレを舐めたではないか。
驚きと興奮が混ざり、俺は思わず腰を引いた。

「マキどうしたの?」
「どうしたの、じゃないっすよ」
「大丈夫」

全てを任せて。

そういう意味合いにとれた、先輩の台詞。

先日、コンビニに寄って先輩とアイスを食べた。
アイスを食べたのと同じように、俺のを舐めて銜える、
大胆で艶やかなミナミ先輩の唇。

「‥くうっ」
歯を食いしばりながらロッカーに手を当てた。
甘く痺れてきて力が入らない全身が、
自分のものではないような感覚になる。

ミナミ先輩はこういうことに抵抗がないのか、
と戸惑う心と裏腹に、みっともないほど膨れてくるソレを、
唇で甘く噛み、きゅっと締め付けてくる。
「はあ、んむ‥っ」

俺は、されるがまま立ち尽くしていた。
ミナミ先輩は年上だから、こういう展開になれば、
きっとリードしてくれると何となくは思っていたけど、
何だか違和感を感じた。

誘い方や舐め方が、慣れているような気がした。

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