BLUE BIND
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Author:水色
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青い空を見上げて (31)
僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
君、何を想う (9)
風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
傷痕は誰が為の (13)
星が刻んだ未来さえ (69)
その手はひとつじゃない (8)
青い空を見上げて3rd (70)
僕達の学園祭 (8)
蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
決めたゴールを走れ (93)
ゴールの先に在るもの (11)
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 風のように遥かに 37 ]
2010-08-28(Sat) 05:25:32
「マジ?いつから?」
「高校入学の時からって言ってたよ」
マキの好きな人って僕です、
という言葉を最後にミナミ先輩は沈黙した。
それに耐えられず、リュウ先輩がなりそめを暴露したという。
リュウ先輩とタツ先輩は、学区が異なり小中は別だった。
だけど、所属していたサッカーチームが一緒で、
お互いライバル視しながらも、いつも仲良く練習していた。
高校は、タツ先輩は和賀高ではなく、
もっとレベルの高い学校を選んでいたらしい。
だけど、受験当日、インフルエンザ勃発で受験できなくて、
2次で和賀高を受験し、ここへきたみたいだ。
同じ高校になったとリュウ先輩は喜び、
そこでようやく恋心に気付いたとのことで、
入学式当日、タツ先輩に告白した。
これから俺と付き合ってほしい、と。
タツ先輩は文字通り、ちゃんと付き合った。
クラスは違えどトイレへいく時や、
登下校、職員室、昼食時、部活後の自主練も。
ようするに、リュウ先輩のは告白ではなく、
どこへいくにも付き合ってほしい、
というニュアンスで受理したらしいタツ先輩。
現状打破にはやはり意思疎通しなければ、と思い、
リュウ先輩はタツ先輩のことを、
例のいつものファーストフードに呼びつけた。
そこで気持ちを説明すると、
逆にタツ先輩に説教を食らった、リュウ先輩。
そんなことは始めに言うべきだろう。
これから俺と付き合ってほしい、
というだけでは俺もそこまで判るはずがない、と。
結局、タツ先輩は恋心に困惑した。
しかし、約束した以上、責任を取るのが筋合いと思い、
リュウ先輩の恋人として、タツ先輩は交際を開始した。
そして喜びのあまり、タツ先輩に説教された、
ということを周りに喋りまくったのが、リュウ先輩であり、
それが説教タイムの根源である、というオチまであった。
「タツ先輩、恋愛経験が皆無だって‥」
「自分から好きになったことがないって意味だと思うよ」
「リュウ先輩、そういう経験ないからって‥」
「判ってると思うけど、リュウ先輩の持論ってさ、
難しいことは考えないで動いてしまえ、じゃない。
悩んだことなんてないに等しいんじゃないかな」
そういうことですか、両先輩。
「時継さん、それにしても思い切ったことするね。
2人に俺のことを言っちゃうなんて」
「僕がどれだけマネージャーやってると思ってんの。
2人の行動や仕草で、それくらい判るから」
それに学校内に男同士や女同士のカップルいるし、
と補足する先輩。
先輩は、俺が手にしていた携帯を取り上げると、
ぱちんと折り畳みながら、にこりと笑った。
「さてと。それじゃあお墓参りにいく支度しようか」
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次回が風遥の最終話です(/´Д`)/
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