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  [ 魚心あれば水心 4(R18) ]
2010-09-03(Fri) 04:55:49
阿久津城


「ウツミ後向いて」
「‥うん」
俺の首から腕を解くと、ウツミは壁に手と胸をつけた。
「声あんま出すなよ?」
言いながら塊をウツミに納めていく。
すっかり解れたそこは、すぐに俺に絡みついた。

「‥んんっ、んぐっ、ふ‥あっ‥熱い‥っ」
ソレを受け入れながら体を震わせて、熱っぽく呻くウツミ。

眼前のしなやかな首筋に、鳥肌が立つのが見えて、
ぞくりと興奮する自分がいた。
俺の興奮を内部で感じ、ウツミが更に震える。
「‥ちょ、ジョー‥何か大き、くっ、なった」

震える腰を掴んで、律動を開始した。
「俺のが大きく、なったの、どして判った?」
「‥だ、て‥すごい、伝わ、たっ」

頬を壁に当て、ちらりと俺を見るウツミは、
全身と同じくらい顔面を赤くしている。
言うのが恥ずかしいのか、感じたのが恥ずかしいのか、
俺にはそこまで知りようがない。

「へえ、さすが」
「‥そんなこと、な、うあっ、あ、いっ」
「ウツミ、もうちょい声抑えろって」

なんて言いつつ、腰をわざと小刻みに揺らして、
ウツミの好きなポイントを突く。

ポイントを突くとウツミがきゅっと締まる。
もっとして、このまま離れないで、
と言われているような気がして、ちょっと嬉しい。

リズミカルに突いていると、ウツミが指を唇に挟んだ。
「‥ん、んっ、ん、ふあ‥んんっ」

甘く喘ぎつつもかなり声を抑えたウツミ。
つまらないなあ、と思ってしまう黒くてイヤな俺がいる。

首に吸い付き、キスマークを残していると、
意地悪で、だけどすっげいいことを思いついてしまった。
早速実行とウツミの両手首を、ぴたりと壁に縫いつける。

「なあ、ウツミ、後だけでイケそう?」

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