BLUE BIND
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私にも何かやれることはないか、
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NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ その雪景色窓辺より 9(R18) ]
2010-09-16(Thu) 05:10:08
「カズ、どうする?」
「何が?」
「キスだけで終わりにする?」
カズにはこの先の行為が判るだろうか。
でも、説明するのは野暮ってもんだろう。
判らないなら身をもって察してもらおう、
とカズの足の間に膝を入れると、
絡めていた舌をぴくりと揺すらせた。
そして、ゆっくり顔を離したカズが俺を見る。
はあはあと肩で息をするカズは目を潤ませながら、
ごくり、と喉を動かすと口を開いた。
「‥ヒロのしたいことして」
テノールが明らかに掠れていた。
たぶん緊張している。
こんなことに慣れている俺も、かなり緊張していた。
したいことなんてセックスしかない。
だけど、いきなり挿入するような趣味はないし、
それに何より、ストレート相手にそれは残酷すぎるだろう。
やるなら、やっぱり手ぐらいだろうな。
カズは顔を赤くしたまま下を向いていた。
そうだ、そうやって俺のことなんか見なくていい。
今はただ俺で、カズの心を癒したい。
カズの心で思っているのが例え俺じゃなくても。
「触るよ?」
カズの同意を確認して中心に接触する。
キスだけで興奮してくれたのかソレが反応していた。
しかも、もしかして俺のより大きいかもしれない。
童顔でソレが大きいなんて最強じゃないか。
服の上から手で擦ると、カズが弱く震えた。
置いていかないでとでも言っているかのように、
ぎゅっと俺の服を握ってくる。
神様、俺は今、とても幸せです。
さっきは疑ったりして、ごめんなさい。
「んっ、ん‥っ」
「気持ちいい?」
「うん。僕ばっかりで悪いくらい‥んんっ」
「カズがいいなら俺に同じことしてみる?」
俺が言うとカズはぐっと唇を締め、
シャツから手を離して俺に触れてきた。
すると、熱いものにでも触れたかのように、
びくっと怯えた。
「ムリしてまで触らなくていいから」
言うとカズは笑って、俺と同じように手を動かす。
これまでは女性だけが相手だっただろう、
そう思わせるようなぎこちない手つき。
でも、これもまた新鮮であり気持ちよかった。
「僕、ヒロのこと気持ちよくしてる?」
「テストなら花丸つけたいくらい」
僅かばかり緊張が和らいだのか、ぷっと吹くカズ。
自慰を覚えたての子供の動きのように、
俺達は、服の上からそこを擦り続けていた。
ちょっとくらい変化がないと面白くないだろう、
と爪を立てて布越しにかりっと裏側を引っ掻いたら、
カズは全身を顫動させた。
反応が可愛く、調子に乗って何度も掻いてると、
しっとりと湿ってきたのが伝わって、
このままだと服も下着も汚しそうだった。
「カズ、これちょっと下げたいんだけど」
言うとカズは頷いて、んっと低く呻いて腰を浮かせる。
下着とジャージを股関節まで一気にずりおろすと、
顔を赤くしたままのカズは深く息をついた。
「俺も脱いでいい?」
カズが苦笑いしながら承諾する。
「そんなのわざわざ聞かなくていいのに」
「そう?いきなり脱いでも引いたりしない?」
同性とのこういうことに手慣れているならともかく、
相手がカズならこれくらいは礼儀ではないだろうか、
という思いでワンアクションごとに声をかけていた。
「そうだね。言われてみれば確かに」
頷くカズの憤ったソレを握り、軽めに扱く。
やっぱり俺のより大きくって、そして太かった。
いいもの持ってるな、と羨ましく思うくらい。
そのいいものを徹底的に可愛がってやった。
裏側を重点的に摩擦し、割れ目を指先で軽く押す。
ぬるん、と指が滑るほど蜜が溢れていた。
「ん、ん、ヒロ上手いね‥」
感じながらも同じように俺にしてくれるが、
カズの体がびくっと震えると、指も一緒に震え、
その度にぎゅっと握られるのがちと辛い。
まあ、気持ちいいと言えば気持ちいいんだけど。
「俺のテクニックじゃなくてカズが感じやすいんだよ」
カズのを緩く扱きながら唇を重ねる。
全身が火照り、このままカズと溶けそうだった。
「んく、あ、イク‥ヒロ‥っ」
掠れた声で、カズが極みを訴える。
その声を聞いただけで俺も出そうだった。
「カズ、堪えないで出していいから」
布団を汚さぬよう肩膝を立てて、足で空間を作る。
液を指に塗り、根から先まで扱いた。
うっかり後の窪みに指が行きかけて、はっとする。
やばいやばい、マジでついうっかりしていた。
ストレート相手にそれは残酷すぎるだろう、
ってさっき思ったじゃんかよ俺。
いや、でもカズの顔がエロくてつい。
いやいや、ついって言いながら挿れちゃだめだろ。
後に行きかけた指先で筋を辿っていき、
真っ赤になっているであろう先を摘むと、
カズは腰を揺らして精を放った。
何度も呻く声を堪能し、遅れて俺も達する。
俺達は手に互いの精を感じながら、
息を荒げたまま目を合わせ、そのままキスをした。
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