BLUE BIND
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ その雪景色窓辺より 19 ]
2010-09-24(Fri) 16:35:21
6月の梅雨。
海以来、カズとの進展はない。
あるとしたら下の名前で呼ぶようになったのと、
関係が同僚から友人へ、たぶんランクアップした、
それくらいだろうか。
最近、スノボとツーリングでの、
あの行為の共通点を発見した。
それはカズの言葉にヒントがあった。
酔った勢い、すなわち酒である。
またカズとしたいなら、飲みへと誘えばいい。
だけど、それだとあからさますぎるし、
酔ったからってまたできるとも限らない。
誰かが俺とカズのこと飲みに誘ってくれないかな、
なんて、そんな都合よくいったら苦労はしない。
そんな時だった。
「来週、頼むから合コンきてくれ!」
片思いのもやもやをどこかに吐露したくて、
彼氏を持っている友人を誘い、
ゲイが集まるショットバーでグラスを傾けると、
友人がそう発言した。
友人もとい悪友のこいつは、佐伯豪。
大学時代の、一緒に良いことも悪いこともした仲間で、
営業マンとして大手文具店に勤務している。
そして上司の彼氏がいる、とても羨ましい男だ。
ゲイバーで合コンに誘うなんて、何事か。
あまりにも場違いすぎる発言に、
俺は思わずグラスを床へ落としそうになった。
「はあ?何言ってんだよ。彼氏はどうしたんだ。
こっちの話も聞かないで、さっきまでノロケていただろ」
「いや、実はこんな話があって…」
豪には、ミックスバーで意気投合したビアンがいる。
その人が同僚にビアン疑惑を持たれ、
カモフラージュのため合コンをセッティングしてほしい、
とどうしても頼むと豪へと泣きついたらしい。
以前、豪も同じことがありその人に助けられたみたいで、
そういう経緯から無下にできない、とのこと。
そして豪は会社の同期に声をかけた。
結果、2人確保したがどちらも参加不可になったらしい。
1人は当日に出張、1人は最近になり彼女ができ、
もちろん合コンへは行けない、ということだ。
「ヒロ頼むから、もうあと1人連れてきてくれ。
飲み代は、もちろん俺負担するからさ」
「おごりなら俺が行っていいか?」
カウンターから横槍をいれてきたのは、
ここのショットバーグリーンアイランドの、
バーテン兼マスター、緑川さんである。
緑川純司、というのがフルネームだ。
緑川さんは、プロレスラーかと思うほどごつい。
体が縦よりも横に大きくて、肌も黒く、
服を着ていてもムキムキなのが見て判るほどだ。
噂によればこの風貌で受けタイプらしい。
「緑川さんが20代だったら、とっくに頼んでるよ」
「40代じゃだめか」
「残念だけど先方がそういう要望だからさ」
「まあ、ジョークで言ってみただけだ」
「言われなくても知ってる」
にしし、と笑った緑川さんと豪。
双方、いたずらを思いついた子供のような顔をしている。
俺はその光景を眺めながら、タバコを揉み消すと、
誘うならカズしかいないだろうと考えていた。
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