BLUE BIND
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
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寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ その雪景色窓辺より 26(R18) ]
2010-10-02(Sat) 07:00:54
「か、は…っ」
内部へ押し入られる感覚に息が詰まった。
入口が、カズによって半端ないほど伸張されていく。
鋭い痛みにぐっと唇を噛みながら、
過去に俺が口にしていた台詞を思い出していた。
全身をこんなに強張らせていると、
俺もそっちもいつまでも辛いままだから、
しっかりと息を吐いたほうがいい、だったっけ。
しばらく洗っていない古いシーツを、
引きちぎってしまうほど握り、喉を開いて息を吐いたら、
体の力がふわりと抜け切った。
同時に、内部にあるカズのソレの存在をキャッチし、
やっぱりでかい、といらない再確認をしてしまう。
痛そうな顔だったカズが少しだけ驚いていた。
「‥ヒロの中が急に緩まった」
「ごめん‥ん、く‥きつくて痛かったよな‥っ」
「痛いのは僕じゃなくて、ヒロでしょ」
くすりと笑ったカズは、中の様子を先端で探り、
更に奥へゆっくりと突き進んでくる。
ようやく全て納めたのか目を潤ませながら、
俺を切なそうに抱き締めてきた。
時々、内部でカズのがどくんと脈動する。
感じる度、入口がひくりと収縮はするけど、
ここまでくれば、それほどの痛みはなかった。
慣れはしない異物感は感じたままだけど、
まあこんなもんだろう、と額に滲む脂汗を手で払う。
「ヒロの中気持ちいい」
胸の奥でなにかしら混み上がってきたのか、
頬を赤くしながら涙を溜めて、カズは呟いた。
よく見たら、カズも息を荒げている。
ったく、これじゃどっちが受けてるか判らない。
思わず苦笑いを浮かべ、震える肩を撫でた。
カズと目が合って、そっと唇を重ねる。
その俺はと言えば、どんな形であれ、
カズと繋がることができた幸せで、つんと鼻の奥が痛んだ。
体に痛みはあっても、心は満たされていた。
と、俺の頬をつうっと涙が伝う。
生理的な涙だろうけど本当に泣いていたらしい。
それをカズの指が拭ってくれた。
「痛いなら抜くよ?」
「‥ん、違うから」
嬉しくて泣いた、なんて言ったらカズを困らせるし、
そこまで言うなら、好きだって伝えてたくなる。
でも、どうせ告白するならもっと普通に、
マジメにしっかりと、好きだって思いを伝えたい。
セックスした勢いのようには言いたくない。
くだらないけど、そんなこだわりがあった。
俺がそれを考えている間に、
カズは動きたいのを我慢するような顔をして、
俺の中にあるソレをぴくぴくと震え続けさせていた。
「カズ、動かないと辛いだろ?
だめな時はそう言うから動いていいよ」
「うん」
カズは俺の顔色を伺いながら、腰を引いて押し込んだ。
ずん、と内臓を襲う衝撃に、体がイヤな震えをする。
「くああ‥っ!」
瞬間、カズの動きが止まった。
やっぱりもうやめよう、と言いたげな目をしている。
挿れたいって言ったくせにそんな顔するなっての。
痛いのも怖いのも、それなりに覚悟していたけど、
いざとなったら耐えられずに悶えてしまった、俺が悪い。
くそ、こうなるって判っていたら、
誰かに頼んで、内部をちゃんと準備しておいたのにな。
いや、判っていても拒んでいたか。
カズだからこそ俺は後を許したんだから。
「はあっ‥はあっ‥どうして止まるんだよ、
俺だめって言ってない、のに」
「でも‥」
「いいから、んっ、カズのこれで気持ちよくして‥っ」
繋がっている部分を触りながら、にやりと精一杯笑った。
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