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  [ 星が刻んだ未来さえ 5(R18) ]
2010-11-14(Sun) 05:30:39
終わってからシャワーを浴びて、服を着る。
「ありがとうございました」
「こちらこそ。マイト君またね」
菅生さんと時間をずらし、先に部屋を出る。
足腰を震わせなら茶室に戻り、
電話でここに戻ってきたことを鬼塚さんに伝えた。

「今日はもう終了だから、あとでこっちきて」
こっち、とは階別にある受付のこと。
ここはありふれた普通のマンションで、
茶室用と受付用で、うちの店は2部屋を借りている。

ここは、同性向けの風俗店。
いわゆる、ラブホテル型のデリヘルだ。
俺はここでバイトで働いている。

受付にいくと鬼塚さんがいた。
デスク隣にある棚には、従業員用電話、外部用電話、
客専用電話の電話3台に、ファックス2台、
ノートパソコン2台が、所狭しとばかりに設置されている。

「はい、今日の給料」
「どうも」
イスに座り茶封筒を貰った。
ここに、バイト代が現金で入っている。

「ラストの客どうだった?」
「注意してくれたんですよね鬼塚さん」
「したよ?また飲まされた?」
「飲まされてかなり辛いんですけど」
「よっぽどマイトを気に入ったんだな、菅生さん」

菅生さんってば本当にしょうがないな、
とでも言うように、苦笑いした鬼塚さん。
その手が俺の顔を撫でた。

「また俺が抜こうか?」
「‥抜いてもらわないと帰れません」
鬼塚さんを睨むも微笑まれる。

「あっちで待ってて」
目線の矛先は、仮眠室でもある隣室だった。

仮眠室というか研修室というか、
そこにはベッドと、色んなおもちゃ類がある。
玄関脇には、台所にトイレと風呂もあり、
セックスするのに必要なものは勢揃いしていた。

ちなみに、俺は、この研修室で同性を初体験をした。
まあ、そんなのは俺だけではなく、
バイトしている人はここで同じことしてるだろう。

イスから立って扉のノブに手をかけると、
後からこう言われた。
「あと30分でみんな戻るから。
 先に抜いてもいいけど俺の分もとっといてくれよ」
「判ってます」

ばたんと扉を締めて、部屋のライトを点灯する。
俺とこうなることが判っていたかのように、
既にラバーシーツが引かれ、ベッドメイキングされていた。

ベッドに座ってジーンズのファスナーを下ろし、
1回しか出せなくて震えているソレを握る。
薬で感じすぎている幹を扱くと、とろりと蜜が溢れた。
その蜜を指で掬って、ぺろりと舐める。
このやらしい苦味が気分を高揚させてくれた。

「ふ‥っ」
左手で舐め、右手で扱き、声を堪えながら指で弄ぶ。

やがて、ラブホから戻ってきたバイトの人が、
鬼塚さんのところへ続々とやってくる。
それを耳にしながら扱いて、静かに達した。

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もう少しエロシーン続きます。
エロばかりですみません‥。


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