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  [ 星が刻んだ未来さえ 7(R18) ]
2010-11-18(Thu) 05:00:56
「ん、ぐ‥」
先端から涙している自分のを扱きながら、
思わず声を出すと、鬼塚さんが身震いした。
「銜えたまま呻かれるの、すごく気持ちいい」
言いながら鬼塚さんの指が、俺の胸の突起を軽く弾く。
ぴん、と擬音のしそうな刺激に、口に思わず力が入った。

「んむっ、う、あ‥や‥っ」
「マイトは乳首弱かったっけ」
「は、あ、ひあ‥!」

きゅっと胸の先端を爪先で摘ままれて、
自分の手に精液を放つ。
肩で息をしながらも口を止めることはしない。

されるばかりはフェアーじゃないから、
1回くらいはちゃんと鬼塚さんをイかせてやる。
その思いでソレを舐めて、じゅると吸い続けた。

揺れる袋を握ると、鬼塚さんは恍惚とし、
小さく震えて達した。
「‥はあ、マイトは色々と上手くなったな」

苦い液を飲み干し、鬼塚さんを見上げると、
目を潤ませて俺を見ていた。
体位を訊ねたらバックの気分と言われて、
鬼塚さんの前方で、四つん這いになる。
俺の尻を撫で、鬼塚さんはゴムを装着した。

「俺がここでのセックスを教えたんだっけ」
膨張した先端が、俺の後をぐいっと押し広げてくる。
俺は強くシーツを握り締めた。

息を吐こうとする間も無く、一気にソレが挿入される。
ずん、と奥まで貫かれ、目に溜めていた涙が流れた。

「くは、あ‥!」
「まだここは俺を覚えてるか?」
「んああっ、お‥覚え、て、ま‥すっ」

鬼塚さんが、初めての人だ。
リバのほうが客がつきやすいよ、と助言をされた面接。
俺がちゃんと研修するからと言われて、
己の体に執着の無い俺は、鬼塚さんに開発された。
それが、1ヶ月前の出来事。

鬼塚さんとするのは研修合わせてこれで3度目。
1度目は研修、2度目と3度目は今回同様で。

幾度となく内部が摩擦されて、体が仰け反る。
快楽に支配され、頭も体も、どうにかなりそうだ。
腕の力が抜け、枕に頬をあてながら振り返ると、
鬼塚さんは俺のそんな反応を、にやついて眺めていた。

「あ、も、またイク‥出る‥っ」
「これで薬抜けそう?」
「んあ‥た、ぶんっ」
「それなら一緒にイクか」

最後の体力で、鬼塚さんがポイントを摩擦する。
だらしなく涙と涎を垂らしながら、
放物線を描くようにして精液を吐いた。
鬼塚さんが痙攣し、締め付ける俺を拡げる。
それが気持ちよくて、また小さく達した。

「ははっ、マイトってどんだけエロいんだか」
「ちが、う‥はあっ、はあっ、薬の‥せいで、す‥」
「それもあるだろうけど、表情とか反応は、
 いつもクるんだよな。俺そういうマイト好きだし」
「‥はあ、そう、ですか‥はあ‥」

何がクるのかよく判らないまま、そう返事した。
呼吸を整えて時計を見ると、夜中の3時。

鬼塚さんが布団をかけた。
「もう寝るか」
「‥はい、おやすみなさい」
「おやすみ」

疲弊しきった俺達は、シャワーを浴びずそのまま寝た。
寝る前、鬼塚さんと甘美なキスをした。

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