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  [ 星が刻んだ未来さえ 14(R18) ]
2010-11-28(Sun) 06:50:17
普段はこちらが奉仕しまくって終了、
というパターンばかりなのに、
こんなに攻めてくる人というのも珍しい。
菅生さんだけは例外だけど。
まさか、会ったばかりの俺に、
マジでやきもち妬いてしまったとか。
いや、まさかな。

自己評価は、顔も成績も中位の中だ。
悪くもないけど良くもないし、
これといった特徴もありはしない。
しいて言えば、くせ毛でぴんぴん跳ねまくる髪と、
母譲りの吊り目が特徴だろう。

対照的に、満さんの目元は優しそうだ。
吊り上がってもいないし垂れ下がってもおらず、
まっすぐ生きてきたような瞳が、俺に安心感を与える。

声といい顔といい、満さんは高ランクで、
わざわざ店にこなくてもいいが人いるはずだ。
まあ、ここなら全て金で割り切れるから、
後腐れがないというのは間違いないだろうけど。

そんなことを考えていると、満さんの指先が最奥を突いた。
溢れていた涙が、頬を伝う。
我慢できず同時に、自ら滾ったそれを握り締めた。

「くうっ、あ、イク‥っ」
ぶるっと腰を震わして、俺はそのまま達した。
胸を舐めながら俺を見て、満さんが呟く。
「もうイッてしまったのですか。悪い子だ」

その上目遣いが、とてもやらしかった。
艶かしく見つめられて体のあちこちが疼いてくる。
1度イッただけでは物足りないくらいに。

俺の手に、満さんの手が重ねられ、
尿道に残った精液を搾られた。
それがまた気持ちよくて、びくんと腰が震える。

「はあ、はあ、すみま‥せん‥」
「そんな声で謝っても、だめですよ」
少し満さんの息が荒かった。
どうやら俺のイッた姿で、ちょっと興奮したらしい。

俺の手をティッシュで拭い取ってから、
自分のソレにゴムを装着し、満さんがこちらを見る。
そして、俺の後をソレで軽く突いた。

「これが欲しいですかマイト君?」
「‥はい、満さんのが欲しい‥です‥」
「そう言ってもらえて嬉しいです」

満さんは嬉しそうに、ぐっと腰を進めてきた。
長さと太さと、溶けてしまいそうなほどの熱に、
体がこれまでにないほど震えた。

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