BLUE BIND
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水色も伸ばして寄付する予定です。
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 星が刻んだ未来さえ 18 ]
2010-12-03(Fri) 06:25:03
休みがてらごはんにしようという流れになり、
俺は、挙手しながらこう発言した。
「バイトで臨時収入あったから、俺が奢る」
このメンバーで入る店があるとすれば、
どうせ立ち食いうどんか、ファーストフードくらいだ。
タクシーの釣りを使っても余るに決まってる、
と見当をつけての発言だった。
結構この2人には、救われる時がある。
付かず離れずの、俺達3人。
適切な距離の交友は、俺にとって嬉しいし、
それでも互いを心配して労ってもいる。
晋平と彰彦がいるだけで日常の安心にもなり、
俺はまだここにいていいんだと思える。
こんなこと恥ずかしくて口にしたことないけど、
2人にはマジで感謝していて、
奢るくらいじゃ足りないくらいだ。
「それなら俺パスタ食べたい」
と真似をして挙手したのは晋平だった。
ブランドショップへきたら、
彼女が必ず寄るという店が近くにあるらしい。
俺は、イヤな予感がしたが、
イヤだと発言してもフォローに自信がない。
それに、店なんてあちこちに山ほどある。
それが満さんの店だとも限らない。
晋平の背を見ながら彰彦と喋り歩いていると、
目にしたことのある店名の看板が見えてきてしまった。
オルテンシア、イタリア語であじさいの意。
名刺のロゴと同書体である、満さんの店があった。
「彼女がここのカルボナーラ大好きなんだってさ。
腹が減りすぎて変な顔になってんぞ、舞斗?」
「本当だ。そこまでお腹が空いてたんだね」
晋平と彰武は、揃って笑った。
「そうかもな、あはは」
んなわけあるか、なんて言えたら楽なのに、
笑ってやりすごした俺。
いや、でも待てよ。
スーパーバイザーと店長を兼用しているんだから、
忙しすぎてたぶん店にいないだろう。
店にいられる時間は少ない、と満さんも言っていた。
そうだ、店にいないに違いない。
緊張が少し解れたところで俺達は店へ入った。
入口すぐにイスとレジカウンターが設置されており、
そこに、満さんが立っていた。
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