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  [ 星が刻んだ未来さえ 26(R18) ]
2010-12-19(Sun) 06:40:10
「いあっ、い、気持ちい‥っ」
「イキそうですか?」
満さんの問いに、縦に首を振る。
にやりと笑った口が、胸の実を軽く噛む。
「く、う、満さん‥イク‥っ」

強くソレを扱かれ、俺は満さんの腹に放った。
しばらく1人でここの処理をしていない。
そのせいか、かなりの出たような気がする。

「はあっ、はあ‥はあ‥」
「ゆっくり息整えましょうか」
「はあ、は‥い‥っ」

満さんの手が、優しく背中を撫でる。
しばらくそうしていると、俺が放った精液を掬い取って、
おもむろに満さんがそれを舐めた。

「ん、美味しいです」
「そんなの、まずい‥ですよ‥」
「舞斗君のだから美味しいんですよ」

やらしく、俺に見せるようにわざと舌を動かしている。
その仕草に挑発され、満さんの反対側を舐めた。
指を介し、満さんの舌をしゃぶると、くすりと笑われた。

目を合わせたまま舐め続けていると、
満さんが憤ったソレを、つんと俺の入口に当てる。
それだけで興奮してきて目元をうっとりさせると、
満さんがこう囁いた。
「舞斗君、私コンドームを持ってないんです」

満さんは、それでどうしたいのか。
挿れたいのか、挿れるのが怖いのか、
それとも生のままで挿れたいのか。

俺がどうしたいかは決まっている。

思いのまま満さんのソレを沈めていった。
「んあ、あ、はああ‥!」

ダイレクトに熱と重量が伝わってきて、
断然ゴムがあるより気持ちがいい。
俺も、きっと満さんも。

「ああ‥舞斗君‥」
まるで待っていたかのように満さんは、
くんっと腰を突き上げてきた。
長いソレが最奥に当たって、体に電撃が走る。

「やあっ、あっ、満さ、ん‥っ」
「ここ、当たってるの判りますか?」

そこを目掛けて、満さんが突いてくる。
突かれる度に、おかしくなりそうだった。

「あ、ん、判りま、す‥そこ、あ、いいっ」
ぎゅっと首にしがみつく。
おかしくなっても満さんから離れないように。

すると、満さんがキスをしながら囁いた。
「舞斗君‥あなたが好きです‥」

何でみんなして俺にそんなこと言うんだろう。
それも、セックスしながら。

好きって何だろう。

好きだったら何したいんだろう。

そんなことを考えながら俺はまたイッた。
同時に、満さんも果てる。

俺の中に、じわりと満さんのが染みてきた。
ゴムがないのを承知でセックスしたんだ、
こういうことになっても、おかしくはない。
むしろ、順応な満さんのことを可愛く思えてしまった。

と、満さんの手が、俺の目元を拭う。

俺はどうやら泣いているみたいだった。

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