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  [ 星が刻んだ未来さえ 28(R18) ]
2010-12-23(Thu) 06:10:28
「あ、ん、みつ、るさ‥ん‥っ」
壁に凭れ、満さんにされるがままの俺は、
ボディソープで滑るようにソレを扱かれていた。
満さんの手から、ソレの頭が出たり引っ込んだりし、
その度に透明の液体が溢れる。
卑猥な光景を、満さんは嬉しそうに眺めていた。

満さんはシャワーを置くと、俺の片足を上げ、
中に放ったものを掻き出してきた。
震えながら満さんを見ていると、にこりと笑われる。
余裕な表情に、ちょっとむかついた。

そのにやついた唇を俺の顔に寄せてくると、
ぬるりと舌を耳中に入れてきた。
微妙なタッチで舌先がスライドし、背中が粟立つ。
同時に腰の奥から快感が込み上がる。

「はっ、あっ、だめ‥もうやめ‥っ」
「イッていいんですよ」

ダイレクトに響いてくる声に、俺は精液を吐く。
量は、ティースプーン1杯くらいだった。
内部の緊縮で、中の満さんのが出た気がした。

「満さん‥もう‥出ません‥」
「出なくなるまで試してみますか?」
くすりと満さんが笑う。
それに対して困っていると、ジョークですよ、
と小さく呟いて、満さんが額にキスをした。

それから、泡をシャワーで流された。
少し体力が戻り、次は俺がスポンジで洗い返す。
次第に、満さんのが勃ってきた。

「さっきの舞斗君で興奮したようです」
恥ずかしそうに笑う、満さん。

俺は無言で頷き、満さんにシャワーを浴びせる。
そして、さっきの俺のように、
バスタブの淵へ満さんに腰を降ろしてもらい、
その前に屈んだ。
「‥じゃあ責任取ります」

勃ったソレを銜え、そして舐める。
「ん、美味し‥」
無意識に、そんな呟きが出た。

呟いたことに照れながら、ソレを吸うと、
満さんのソレがびくりと震えた。
「今のもっとして下さい、舞斗君」
「いいれすよ」

唇を上下に動かし、吸う時にだけ特に力む。
口の中で、満さんのが膨らんだ。
「は、あ‥気持ちいいです‥」

射精まであと一歩らしい。
でも、わざとさせないように、口を離し、
根元を舐めたり陰袋を吸ったりする。
そんな簡単に射精させない。
俺はそんなに甘くないし優しくないんだ。

すると、満さんが唇周辺を撫でてきた。
「舞斗君、私のをいじめないで下さい」
「いじめていませんよ」
「それなら、もう‥早く‥っ」

あの満さんが、余裕のない表情になった。
それが、たまらなく愛おしく思えてしまって。

全力で愛撫し、満さんが果てた。
大嫌いな精液さえ、満さんのなら美味いと思えてくる。
それを飲み下して、俺達は、またキスをした。

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