BLUE BIND
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 星が刻んだ未来さえ 32 ]
2010-12-29(Wed) 06:20:07
バイトを辞めるには、辞める2週間前には伝えて、
イヤだけどその間も続けなくてはいけない。
辞めると言って、こなくなる人ももちろんいる。
だけど、鬼塚さんやバイトの関係者と、
いつどこで道で会うかなんて俺も判らない。
辞めるならせめてルールには従いたい、と思う。
そこで、バイトの茶室でよく会話をする同僚に、
人のつきにくい曜日と時間を訊ねることにした。
こういうバイトを長く続けているという、長瀬凜。
スポーツマンタイプで、短髪がよく似合い、
受け攻めどちらも請け負う、人気ナンバーワンの人物だ。
ここでは太郎と名乗っている。
「何?ここ辞めるの?」
「はい。鬼塚さんにもさっき報告しました。
大学の友達に、ばれそうになってるって」
ウソも方便ということだ。
鬼塚さんはそれであっさり了承してくれた。
「ああ、そういうのってよくあるよ。
俺もそうだから店あちこち変えてるしね」
笑いながら凛さんは、タバコを揉み消した。
俺よりも上だろう、という発言は多々あれど、
凛さんの年齢は知らない。
ナンバーワンだけあり、そんなに茶室にいない。
凛さんとはテレビを見ながらたまに喋るくらいだった。
そんなことを考えながら話していると、
仕事を知らせる電話が鳴って、凛さんは支度を始めた。
茶室出発前、嬉しいことを言ってくれた。
「まだマイト君と話したかったのに。残念。
折角だからメアドの交換しようよ」
もちろん、メアドを速攻で交換をした。
今日は運良く、客が誰もつかずほっと息を漏らす。
テレビを見たりマンガを読んだり、今の時間を適当に潰す。
菅生さんからの指名があったら最悪だ。
他客であっても菅生さんでも、できれば誰とも寝たくない。
そんな時だった。
茶室の電話が、いつもの音で鳴った。
「マイト君、180分入ったから」
「誰なのか教えて下さい」
満さんでありますようにと願いながら、
鬼塚さんの息遣いに、目を閉じて耳を澄ます。
でも、世の中、そんなに甘くないと判っている。
「菅生さん」
やっぱりか、とがっかりした。
こういう悪い予感は当たるものだ。
「すみませんけど、菅生さんの指名、
これでラストにしてもらえませんか」
「了解。今日はもう指名されたし、悪いけど頼むよ」
「判りました」
俺はバッグを持ち、ここを出発した。
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菅生襲来‥。
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