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  [ 星が刻んだ未来さえ 37(R18) ]
2011-01-08(Sat) 06:15:42
俺の体を、満さんが抱きとめる。
「‥す‥すみません」
「いいえ。それよりも大丈夫ですか?」
「はい‥大丈夫です‥」
鉛を付けられたように体が重く、思うように動かない。
それでも、俺は立とうと踏ん張った。
すると、満さんにいつかのように抱えられた。

「頼ってほしいと言ったでしょう。
 ムリしなくていいですから」
「あの、でも‥」
「いいですから、ね」

頬にちゅっと唇がつけられる。
薬のせいかそれだけで感じ、びくんと震えた。
ベッドに降ろされて、満さんが乗ってくる。
さっきキスされたところを、満さんに撫でられ、
再び感じてしまって首を竦めた。

「はあ、あ‥っ」
「私の手、そんなに気持ちいいですか?」
「ん、あ、気持ち‥い‥です‥」

萎えていたソレが勃ちジーンズが膨らんできた。
無意識に、俺は足をもじもじと少し動かしたんだろう、
満さんがそこに触れてくる。
そのまま、ジーンズ越しに扱かれた。

「あっう、う、みつ、る‥さ‥はあ‥っ」
「もっと感じて下さい、舞斗君」

こんなに感じるのは、薬のせいか満さんのせいか。
小刻みに震える両手で、ジーンズの前を開けてから、
中に満さんの手を導いた。

「直接、ここに触って下さい」
「いいですよ。これでどうですか?」
「んああ、い、あ、いいっ」

衣類を満さんに一気に脱がされた。
熱さで滾ったソレが激しく扱かれて、
ソレもさることながら、全身が火照る。

俺の足がぐいっと持ち上げられた。
入れるところを解そうとでも思ったんだろう。

瞬間、満さんの動きが止まった。

目線の矛先は、俺の尻。

生暖かい感触で、菅生さんの余韻が、
キレイにしきれず出てきたんだと伝わってきて、
俺はさっと青ざめた。

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