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  [ 星が刻んだ未来さえ 55(R18) ]
2011-02-07(Mon) 05:05:09
サイドの引き出しからローションを取り出し、
「ちゃんと新品ですから、これ」
と言い満さんは蓋を外した。
こういう展開になるのを想定したうえで購入したのか。
それとも、誰かとベッドで使うつもりだったか。

いや、満さんがこれを誰とどこで使おうと、
こっちには関係ないことか。
だって、俺と満さんは付き合っていない。

それを入口に塗布されて、そんな考えは飛んだ。
「くっ、ふ‥っ」

温かい手で、冷たいローションが塗られる。
そんなちぐはぐな感覚さえも快感になってきていた。
ただ、それに身を委ねるも、
満さんはローション塗るだけで何もしてこない。

満さんのが欲しい。
指だけでもいいから入れてもらいたい。

さっきそう訴えたのにまだ何もしてくれない。
早く満たされたくてむずむずと腰が疼いてくる。
その辛さを強めに訴えた。
「満さん早く、焦らさないで下さい‥っ」

ふっと笑った満さんが、俺の片足を上げ、
肩に乗せながら腰を突いてきた。
ローションで解されたとこがいっぱいに満たされる。
あまりにも気持ちよくて身悶えた。

「んああっ、ああ!」
「‥く、う‥舞斗君‥っ」

満さんが慣れるのを待たずに、すぐに腰を動かした。
突かれる度に、息つぎしながら喘ぐ。

「あ、はあっ、あ、みつ、る‥さ‥んんんっ」
好きな最奥を突かれて、涙と涎がシーツに垂れ落ちる。
体が熱く、汗も噴き出て、それも肌を流れた。

満さんを見ると、恍惚とした表情をしている。
俺の中で、満さんのを擦っている。
それがこんなに気持ちよくさせている。
俺がこういう顔にさせているんだ。

そう考えると嬉しくて、ぞくぞくした。

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