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  [ 星が刻んだ未来さえ 56(R18) ]
2011-02-10(Thu) 07:00:37
「私のがしっかり銜えられていますね。
 繋がっているのがよく見えます」
満さんは背中を反らせると、息を荒げながら目を細め、
楽しそうに言った。
「そんな、とこ、見ないで下さ‥っ」
「眺めそのままを伝えているだけですよ」
「んあ‥ちが、気持ち、い、から‥!」

とにかく気持ちよすぎて、
何がどうなっているのか判らない。
見られたことと言われたことが恥ずかしい、
それだけは判っている。

手でどうにかそこを隠そうとするも、
満さんにやんわりと退かされてしまった。
それから、キスされて乳首を甘噛みされた。
下からと上からの、快感の捻りが中央に集まり、
次第に、込み上げてくるものを腰に感じて。

身を捩りながら俺は訴えた。
「くっう、あ、もうイク‥っ」
「私はまだなのでイキ続けていいですよ」

満さんのスライドのスピードが上がる。
合わせるようにソレを扱いたらすぐ達してしまった。
すると、ほっとする間もなくイクのが止まらず、
壊れた蛇口のように精液が溢れた。

「ううあ、ああ、ダメ、満さ‥んああっ」
「これとても気持ちいいです。
 舞斗君は?これされるの好きですか?」
「いっあっ、好き、俺もこれ、好き‥です‥っ」

満さんのことが好きだけど、それは言えないから、
俺は好きとだけ言い続けた。

「好き‥好き‥あ、も、おかしくなるうっ」
「く、う、こっちがおかしくなりそうですよ」

深く腰を突き、満さんはぐったりと動かなくなった。
達し疲れた俺の体が、ぴくぴくと震えている。

体を重そうに持ち上げると、満さんが下半身を見ながら、
にこりと笑った。
そこには、飛び散りまくった液が溢れていた。

「たくさん出ましたね、舞斗君」
「‥は‥い、満さんにたくさん絞られましたから」
「すみません、いつも無茶させて」

惚けた顔のまま、首を横に振る。
すると、満さんの手が、俺の涙と涎を拭い、
それを更に拭うように、キスをしてきた。

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先日、星刻のほぼ全話に拍手を下さった方!
ありがとうございました!
お楽しみ頂けたようで嬉しいです♪


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COMMENT

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拍手を下さったM様

初めまして、こんにちは。コメントありがとうございます!
星が刻んだ未来さえ、大好きと言って頂けて光栄です(つД`)
Rシーンが多いお話ではございますが、
M様にとってギリギリセーフだったようで安心しました。
そんなに過激な描写ではないつもりですが、
いかんせん書いている本人がRシーン好きでして‥(´▽`;)

星刻を何度もお読み頂きまして、感謝感謝です。
舞斗と満、惹かれ合っている2人なのに、
なかなか両思いにならなくて申し訳ありませんm(_ _)m
舞斗には舞斗の考えが、満には満の考えがあり、
何かが突っかかって1歩踏み出せない状態なのだと思います。
ただ、まだ2人の話は続いておりますので
今後どうなるか見守って頂ければ嬉しいです(=^_^=)

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私もそうですからお気持ちとてもよく判ります(;´艸`)
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b y 水色 | 2011.02.10(12:15) | URL | [EDIT] |

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