BLUE BIND
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その雪景色窓辺より (42)
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青い空を見上げて3rd (70)
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蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
決めたゴールを走れ (93)
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 星が刻んだ未来さえ 64(R18) ]
2011-02-24(Thu) 07:10:45
舌が痺れるほど絡め合わせた。
お互いがここにいるんだと確かめるように。
顔を離すと涎が垂れた。
これは逆切れなのか、
満さんを見てなぜか怒りが沸いてきた。
「イヤだって俺言ったのに。
どうしてキスするんですかっ」
きょとんとしてから、満さんがくくっと笑う。
何だかバカにされた感じがして、俺は更に怒る。
「笑われるようなことを言ったつもりはありませんっ」
「すみません。まさかそう言われるとは思わなくて」
言うと満さんは、目を細めてずいっと俺に迫った。
「キス、そんなにイヤでしたか?」
イヤなはずないでしょう、という自信のある発言。
その余裕たっぷりの表情にも、また少し腹が立った。
「イヤでしたっ」
「おや、どうしてですか?」
「満さんのことをもっと好きになるからですよっ」
怒りながら言うとまた笑われた。
笑顔がふと真顔になり、そのまま再び顔を近づけてくる。
キスなんかで許してやるもんか。
隠してた思いを暴かれて、それを怒ったら笑われて、
こっちはマジで腹が立っているんだ。
しかもその挙句に両思いだなんて、ふざけている。
ふざけているし都合がよすぎるのに、
それをどこか喜んでいる俺がいるのも確かだった。
俺はもう抗うのを諦めて、満さんに抱きついた。
すると、シャツに手が入ってきて胸を撫でられた。
もしかしたら、ここでする気なんだろうか。
「あの、ここでするんですか?」
「舞斗君と今すぐにでも繋がりたいんです。
ここでしてはいけませんか?」
「いけなくはないですけど‥ん‥っ」
言い終わらないうちに肌を晒され、
露わになった突起を舐められた。
舌でころころと転がされ、立て続けに軽く吸われる。
「はっあ、あ‥っ」
「辞めてしまったら舞斗君も辛いですよね?」
「そうですけど‥あ、うっ」
だけど、こんなところでも誰かがくるかもしれない。
誰かにこんなところ見られでもしたら生きていけない。
「大丈夫ですよ舞斗君」
「え?」
「ここには誰もきませんし、
きたとしても私が守ってみせます」
どうやって守ってくれるのか判らないけど、
満さんにだったら任せておけばいいか。
きっとどうにかしてくれるはずだ。
目の前にある頬に唇をつけると、満さんが見つめた。
そのまま顔を近づけてキスを再び交わす。
温かくて柔らかい唇が、離れてからこう言った。
「舞斗君、ずっと傍にいて下さい」
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