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  [ 青い空を見上げて3rd 4(R18) ]
2011-04-02(Sat) 07:15:27
阿久津城


俺の耳に唇を寄せ、ウツミが喘ぎながら言う。
「‥いっあ、あ、俺も‥好き‥っ」
ったく、そんなに煽ってくるなって。
ウツミをもっとめちゃくちゃにしたくなる。

慣れるまで挿れるのを浅くしていた。
それで奥を一気に狙ってやる。
体をびくんびくんと震わせながら、
声も出なかったのかウツミはただ仰け反った。

よく見るとほんのちょっとだけ出ている。
どうやら、またイッたみたいだった。

「きつ‥っ」
「‥だ、れの、せい‥だ‥ああっ」
「まだそんな口が利けたのか」

そんな口は俺が塞いでやる。
濃厚なキスにたっぷり時間をかけながら、
ウツミの唇を塞いだままで再び動く。

「‥んむ、ふあ、んんんっ」
全ての喘ぎを、唇を使って受け止める。
そのまま舌を動かすとウツミも舌を絡めてきた。

腰の角度を変え、ちょい上狙いで摩擦すると、
ウツミも自ら腰を揺らしてくる。
擦られるのがウツミは好きなんだよな。

「‥んあっ、ああっ、イッちゃ、うううっ」
「ん、俺も出る‥っ」
スライドを早めるとウツミは悶えた。

締まってきてイキそうなのが伝わってくる。
ウツミのを扱いてやると、あっという間に達してしまった。
締めつけられて俺もやばくなり、外に出して精を放つ。
ウツミの腹に俺のとウツミのとが飛び散っていた。

「‥はあ、はあ、ど、して‥」
ぐったりとしたまま、ウツミが俺に何か言っている。
顔の汗を、腕で拭いながら俺は訊ねた。

「ん?何?」
「‥何で外に‥出したのかなって思って」

思わず俺は、きょとんとしてしまった。
言われてみれば確かに、最近はゴムなんか装着せず、
それでいて中出しばかりしていた。

だけど明日は授業で体育がある。
だから、自分なりのウツミへの配慮のつもりだった。
それなのにまさか、どうしてと訊ねられるとは。

「だって明日は体育じゃん」
「‥あ‥そうか」
ふう、と唇を尖らせながら息を整えるウツミ。

「もしかして、2ラウンドしたかったとか?」
「‥そんなんじゃないし」
ウツミは顔を赤くしながら横を向く。
腹に乗っている精を拭きながら、俺はにやりと笑った。

「明日、いっぱいしよ?」
「‥ジョーは毎日するだろ」
「あはは、そりゃそうだ」

だって、ウツミとするのが気持ちいいから。
そんなことを言ったら殴られそうだから言わないけど。
けど、これくらいは言わせてほしい。

「だって、ウツミのこと好きだからさ‥ダメ?」

俺が訊ねるとウツミは首を振った。
その可愛さに、俺はすっげ幸せになり、にんまりとした。

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