BLUE BIND
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水色も伸ばして寄付する予定です。
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 青い空を見上げて3rd 5 ]
2011-04-04(Mon) 07:10:02
笹崎侑津弥
翌朝、いつも通り学校へ向かう。
ただし、ちょっと違和感があった。
桜通りのたくさんの生徒が、
俺とジョーのことをちらちらと見てくる。
それだけならまだしも、2人組や3人組は、
こっちを見ながらひそひそと話していた。
矛先は、ジョーか俺なのか。
「‥ジョー、何か変だ」
「やっぱり同じこと感じてたか。
みんなしてこっち振り返ってどうしたんだろうな。
ウツミ何かした?」
「‥何かって何だよ。ジョーこそ心当たりあるだろ?」
「あるわけないじゃん」
「‥俺だって何もしてない」
女子が特に俺達を見る。
やっぱり、ジョーが何かしたとした思えない。
ジョーは格好いいし目立つんだ。
特化しているものは存在しないんだけど、
温かいオーラみたいなのを纏っている。
そういうのが女子に人気みたいだし、
ちょっと目立つだけですぐに注目されるんだ。
比べて俺は、マジで何も持ってない。
何かしたってこんなに見られることもない。
体育祭は、ちょっとやりすぎだったけど、
こんなにも注目されるようなことは絶対にしていない。
それが原因不明のまま、俺達は揃って教室へ入った。
すると、ざわっとクラスが騒がしくなった。
その中を掻き分けて、井出がこっちへ近寄ってくる。
井出は、ちょっと険しい顔をしていた。
「おっす、井出」
「‥おはよ」
「挨拶なんかしてる場合じゃないでしょ。
これのこと知らないの?」
ずいっと突きつけられた、1冊の雑誌。
俺はそういうの詳しくないけど、
中高生に人気のある女性向け雑誌みたいだ。
表紙は、ナルシストっぽい男がポーズを決めている。
金髪に近い茶髪で、パーマのかかった髪を靡かせていた。
しかも、自らシャツを捲っていて、
俺を見てくれってなふうに肌を晒している。
「これって、伊吹?」
「そうそう伊吹ってモデルだけあって格好いいよね。
って表紙じゃなくて中身だってば。
知らないなんて言わせないんだから」
と、ノリツッコミをしてから、
井出がポストイットのページを見開いた。
そこには俺がいた。
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