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  [ 青い空を見上げて3rd 32(R18) ]
2011-05-22(Sun) 08:10:49
笹崎侑津弥


帰って風呂に入ると、俺はジョーを求めた。
スニーカーの撮影後もそうだったけど、
撮られたあとって妙にテンションが上がる。
そのせいなのか、ジョーを求めてしまう。
「‥ジョー、やろう?」
シャワーを浴びるジョーへ、
背後から近寄り、ソレを撫でた。
後ろからソレを扱くと、
ジョーのはすぐ滾って大きくなった。

「ウツミ、シャワーくらい浴びさせろって」
「‥汗かくんだから先にやろう」

しょうがないな、という目で俺を見ながら、
ジョーは湯を止めてヘッドをフックに引っ掛けた。
いつもは俺に迫るくせに、俺から迫ると、
面白くなさそうな表情をしやがる。

ちょっとむかつきつつ、扱きながら銜えてやる。
そんな表情だけど、本当はすごく気持ちよくて、
イキたくなってくるはずだ。

強く吸いながら顔を動かすと、ジョーは目を細めた。
「ん、あ‥っ」

喘ぎ声が、可愛い。
もっと聞きたい、もっと求めたい。
いつもの立場と逆転している。

俺の中の雄が、熱くなって高ぶってくる。
それこそ、今だったらジョーを抱けるくらいだ。
なんて思いつつ、体の疼きを感じる限り、
どうやらそれはなさそうだけど。

ジョーに挿れてほしい。

ただそれだけだ。

立ち上がってジョーを抱き締めキスをした。
「‥頼むからもう入れて」
「少しくらいは慣らさないと」

棚のローションを手にして塗ろうとしてきた。
俺はそれをそっと払い、耳の傍で囁く。
「‥そんなのいいから」

全身はもう限界だった。
前はぱんぱんに膨らんでいて、
後ろはうずうずと疼きが止まらない。
このままだと頭がおかしくなる。

ちょうだい、と言うようにジョーを見ると、
やっと思いが通じたのか、
ジョーはローションを己のソレのみに塗りつけた。

「俺にしっかり掴まれよ」
と言い、壁に凭れた俺の足を、
ジョーは掬い上げるようにひょいと手で持った。
俺は、落ちないようにジョーにしがみ付く。

そのまま挿入された。
欲しかったものが与えられ、中がいっぱいに満たされる。
嬉しさと切なさで、つっと涙が溢れた。

「‥いいあ、ああっ」
「ウツミ腹筋緩めろ‥っ」
「‥はあ、ん、ムリ、できな‥あううう‥!」

きつい中でジョーはスライドを始めた。
ローションが塗られたジョーのが、
ぬちゃぬちゃと音を立てながら中を擦ってくる。

きついのが気持ちいい。
ジョーの苦しそうな顔もたまんない。

俺、テンションがおかしい。
判っているのにテンションが静まらない。
もっとめちゃくちゃにしてほしい。

「‥ジョー、あ、気持ちい‥大好き‥っ」
喘ぎながら言うと、ジョーが見つめながら呟いた。
「それは俺のこと?それともセックスのこと?」

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職場の先輩の男性に、
ここのブログを教えてしまいました。
ぎゃーす(≧∇≦;)
男子禁制ではないし、まあいいか(笑)

青い空より独り言の拍手が多い謎(爆)
ありがとうございます(´▽`)
これからも変わらず宜しくお願いします。


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