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  [ 青い空を見上げて3rd 39(R18) ]
2011-06-08(Wed) 07:45:41
笹崎侑津弥


「笹崎君、ちょっと声が掠れてるね。大丈夫?」
「‥え?はい‥なんか乾燥してて‥」
「そうか。日本はそろそろそんな時期だもんね」
仁さんは俺のことを、とても純粋に心配していた。
それに反してジョーの手は、
俺の胸を撫で、尖ってきた突起を摘んでくる。

俺は下唇を噛み、声を押し殺す。
喘ぎなんて仁さんに聞かせられない。

「お、藍がきたから代わるからね」
「久し振り。笹崎君元気?」
藍さんの優しい声がした。
いつもと変わらないソプラノ声に、少しばかり癒される。

それなのに、ジョーに体を触られて、
ファスナーから出ているソレは勃ちつつあった。
その塊を扱かれ、俺は思わず目を細める。

「‥はい」
「笹崎君の雑誌見たわ。すごいじゃない」
「‥ありがとう‥ございます‥」

仁さんとさっき喋ったことを、藍さんとも話す。
その間にも、ジョーがソレを扱く手は止まらない。
俺はイキそうになって震えた。

その時だった。

ジョーが俺の受話器を奪った。
「もしもし。あれ、父さんと母さん代わったんだ。
 うん、俺達なら元気だよ。
 ウツミならトイレに走っていっちゃった」

同時に、ジョーの動きが止まった。
ほっとしたのも、束の間。
身体はそろそろ限界になっていて、
ぶるぶると体の芯が震えたままだった。

このまま扱いてしまおうかと思っていると、
ジョーが己のジーンズのファスナーを開いて、
少し勃ったソレを俺に見せた。
それを俺の顔に寄せてくる、ということは、
つまりは口でしてくれ、ということ。

「そうなんだ。それすっげ父さんらしい」
こんなことしてくるくせに、藍さんと喋るジョーの声は、
いつも通りでどこも変わらない。

それなのに、顔や目が、いつもよりすごくエロい。
きっと、このシチュエーションを楽しんでいるんだろう。
イヤだと拒否ることなく、俺はジョーのを舐めた。

「ん、そうそう。母さんもそう思うだろ」
ジョーと藍さんはどんなこと話してるんだろう。
そう思いつつ、じゅるっと音を立ててソレに舌を這わす。

どんなに舐めても銜えても、ジョーの声色は変化しない。
でも、先端の蜜の溢れ具合や、ひくりと反応する様子からで、
ジョーも気持ちいいんだと感知することができる。

「はあ?クレウスがそんなことを?
 マジかよ。信じないでよね母さん」
藍さんに笑いながら、ジョーは俺の口からソレを抜き取り、
俺をソファへゆっくり倒した。
それから、片手で俺のジーンズとトランクスを器用に剥ぐと、
足を担がれてソレを後に当ててきた。

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