BLUE BIND
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 青い空を見上げて3rd 49 ]
2011-06-29(Wed) 07:05:56
笹崎侑津弥
着いた先は、ビルみたいなマンションだった。
暗くてどういう感じなのかはよく見えないけど、
内装も外装も、すごく豪華そうだ。
伊吹さんがキーみたいなのを入力して、ドアを開ける。
シャンデリアの吊るされたエントランスホールを通って、
奥にあるエレベーターホールまで歩く。
途中、子供が遊ぶ空間や、会議室みたいな場所があった。
こんなマンションもあるのか、とびっくりする。
さすがモデルが住むところだけはあると思いながら、
エレベーターが下りてくるのを待った。
そこで、俺はふと思った。
エレベーターが25階から下りてくる。
このマンション何階建てなんだろう。
「俺の家、22階」
俺の考えが読み取られ、訊ねなくても答えがきた。
伊吹さんにはサイコメトラー能力があるらしい。
22階、タワーにしてもビルにしても、
そんなところまで上がったことなんてない。
静かなホールでエレベーターがくるのをじっと待つ。
すると、重みのある足音が聞こえてきた。
マンションに住んでる人なんだろう、
エレベーターに乗るためにこちらへやって来る。
ヒールの音じゃなくて、男靴の足音だ。
ジョーのはずはない。
俺がここにいるなんて判るはずなんかない。
だけど、少し怖い。
俺は伊吹さんの背中に隠れ、そっと俯いた。
「こんばんは、伊吹君」
「どうも。こんばんは」
伊吹さんへ挨拶をする低音は、
どこかで聞いたことのある声だった。
気になってちらりと見ると、
そこには背の高い男の人が立っていた。
その隣に吊り目の人がいる。
やっぱり、どこかで見たことのある人だ。
「おや、こんばんは。もつ鍋店では失礼しました」
背の高い人が、俺ににこりと笑いながら言った。
そうだ、四葉さんとのもつ鍋屋で、
俺にぶつかってきた人と、謝ってきて人だ。
「‥あ、いえ」
「スウというモデルは、やっぱり君でしたか。
ポスターですぐ判りましたよ」
「‥はい、あの、どうも」
色んな人が、俺のことをポスターで知っている。
そういうバイトをしてるんだから、
それが当たり前だけど、俺はなぜか照れて赤くなった。
そして、モデルという仕事のすごさを認識した。
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