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  [ 青い空を見上げて3rd 65(R18) ]
2011-07-29(Fri) 09:35:16
阿久津城


太腿をびくんびくんと痙攣させらなが、
その度に腰を浮かせる。
ようやく吐き出し切ったのか、
ウツミは泣きそうな顔でこっちを見た。
「‥ジョーごめん」
しょぼくれた顔をしているウツミ。
俺は全てを飲み干し、にこりと笑ってやった。

「いいって。ウツミ気持ちよかっただろ?」
「‥ん」
「でも、イッちゃってよかったのか?」
「‥え?」
「イッてから挿れられると感じやすくなるだろ」

軽くローションのボトルを振ってから、
ウツミの後ろに垂らしてやると、
真っ赤になっている顔を背けられてしまった。

「まあいいか。ウツミが気持ちいいなら、それで」
言いながら指をゆっくり挿れていく。

ぐちゅ、という音がして、
俺の指はみるみる飲み込まれていった。
イミテーションを銜えていたとは思えないほど、
きゅうっと締まっている。

「‥く、うっ」
歯を食いしばって指に耐えるウツミ。
でも、指をちょっと動かすと、
ウツミはすぐにたまんなくなるはずだ。

「‥は、ああっ、んっあ」
「ウツミ、やっぱりすっげ感じやすくなってる」
「‥だ‥だって、はああっ」

ここはそんなに慣らさなくてもいいだろう。
散々、イミテーションでいじくってやったからな。

あとは、挿れてくれって言われるのを待つだけだ。
と、ちょっと上目線でいたら、
ウツミは呆気なくすぐに懇願してきた。
しかも、俺にバックを見せながら。

「‥ジョー、も、頼む」

掠れた声と、潤んだ目に、ぞくりとして。

ソレを沈める前に、どうしても味わいたくなって。

イミテーションが入っていたそこにキスして、
舌をゆっくり入れていった。

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