BLUE BIND

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  [ 僕達の体育祭 5(R18) ]
2010-06-21(Mon) 09:51:42
阿久津城


氷を食べたままウツミのソレを舐め上げると、
「‥ふぁあっ」
と、ぶるっと足を震わせて、壁に手をつきウツミは俺を見た。
切ない顔で、ウツミに見下ろされるのも気分がいい。
俺だけが見ることを許される、こんな位置からのこんな表情に、
優越感を得ながら俺はウツミのソレを舐めていた。

「冷たい?」
「‥熱いような‥冷たいような‥んっ、あぁ‥変な感じ‥っ」
すっかり泣いているソレと同じように、
ウツミも目を潤ませていた。

そういう表情をされると興奮してくる。

もっと何かしたくなる。

もっと感じてほしくなる。

もっと、俺だけのウツミを見たくなる。

口から出した氷を、ソレの先につるっと滑らせた。
ウツミの液と絡み合いながら、氷が溶けてつつっと水が垂れる。
すかさず舐めると、甘酸っぱいジュースみたいで美味かった。

「これ美味いな」
「‥や‥やだ、くぁっ‥冷た‥いっ‥!」
「でもウツミ気持ちいいだろ?」

ウツミのソレは萎えるどころか、
氷が滑るたびにびくんっと跳ね上がっていた。
先端からの液体も、とめどなく溢れてくる。

面白くて夢中になると、ウツミが俺の髪を掴んできて、
ソレから俺を引き剥がそうとした。
「‥ジョー、もう‥んんっ‥出そう‥っ」
「いつでもイッていいからな」
「‥や‥だ‥っ、あぅ‥ジョー‥ふあぁ‥」

もっと遊んでやろうかと思ったら、
滑らせていた氷も、グラスの氷も溶けていた。
ちぇっと心の中で舌を打ちながら、
じゅるっとソレ全てを吸ってやるとウツミの力が緩んだ。

「‥あ、あ‥ああぅ‥イクっ‥!」
瞬間、びくんっと痙攣したウツミは、
目を閉じると体を丸くして、俺の口にそのまま精を放った。

でも、すぐにソレを口から出してやらない。

最後の一滴まで吸い尽くそうと喉に力をいれる。

すると、ウツミは真っ赤になって歯を食いしばった。
「‥くぅっ‥うううぅうっ‥」

これをされると、ウツミはかなり気持ちいいらしい。
時々、もうちょっと残りで出てきたりする。
しかも、このウツミの表情がエロくてたまんない。

俺は、口の中のものを手に出し、その手をウツミの尻にあてた。
これから何をするのか判ったらしく、
リラックス状態になったウツミは、
荒い息をゆっくりと整え始めていた。

「氷そんなに良かった?」
笑いながら訊ねると、ウツミは赤い顔を逸らした。
答えないってことは良かったってことだ。

指を中へゆっくり挿し入れながら、ウツミをいじめてみた。
「じゃあ、ここにも氷を挿れてみる?」
「‥あ‥はあ、嫌‥だ‥っ」
ウツミは腰を浮かしながら、首を横に振る。

言っただけで俺だってそこまでする気はないけど、
ウツミは本気だと解釈したのか、少しだけ怯えていた。
ちょっといじわるしすぎたみたいだ。

俺はウツミに笑った。
「ごめん。冗談。そんなことしないって。
 氷なんか挿れなくても、ここはすぐに気持ちよくなるもんな」

丹念に、丁寧に、ぐりぐりと中を掻き混ぜてやると、
色っぽい吐息を吐いた、ウツミ。
それが俺の顔にかかって、ぞくぞくした。

掻き混ぜる指を増やす。
するんっと、吸われるように挿っていく。
ウツミのここもかなり慣れてきたみたいだ。

「‥んぅ‥っ、あ‥あううっ」
ウツミは潤んだ目で、睨むようにこちらを見ている。
こういう表情をするウツミは、もう我慢できない状態だ。

「そろそろ挿れてほしい?」
「‥っ‥ん」

肯定なのか喘ぎなのか判断できない声。
ここで問い詰めても、ウツミは頷かない。
拗ねて睨むか、そっぽむいて無言のままか、どっちかだ。

それに、自分にもあまり余裕がない。

俺は、ウツミの腰に手を添えた。
「ウツミ上に乗って。フォローするから」

ケガのせいで、ウツミの上にも後にもなれない。
どっちも膝を使うから、ウツミが上になるしか手がなかった。
ウツミもそう思っていたのか、すんなり頷いた。

初挑戦のこの体位、かなり楽しみだ。

「‥うん」
小さく頷くと、ウツミは喉をごくりと鳴らしながら、
俺のソレを尻にあてがった。

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