BLUE BIND
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Author:水色
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 見知らぬとこで七色が 15 ]
2011-11-24(Thu) 08:55:00
チョコを飲み終わって、並んで布団に入った。
すると、暗い中でコウが俺に話しかけた。
「ちょっと歩けるようになった?」
「うん。かなりね。でも、足がふらついて棚に‥」
棚のことなんて言わなくていいのに、
言ってからしまったと思った。
続きを言っても、止めても、コウは警戒する。
「棚?棚がどうした?」
「ちょ‥ちょっとふらついちゃってさ、
ぶつかりそうだったけどギリでセーフだった」
「気をつけないと危ないよ」
咄嗟のウソに罪悪感。
胸の奥が、すごくもやもやする。
何でこんなに苦しいんだろう。
体を拭かれた時、唇が切れた時、
コウの顔が近い時、すごくどきどきした。
DVD見ても、気持ち悪いとか思わなかった。
コウがどんな性癖でもコウはコウだ。
俺、もしかして、そっち方面の人間なのかな。
いや、だからってコウを好きになったりしたら、
それはそれで単純すぎるだろ。
「エン、また唇を噛んでる」
暗さに慣れたコウが、また唇に触れる。
そして、顔をじっと見つめてきた。
「よかった、血はそんな出てない。
唇が痛くなるからその癖は直したほうがいいよ。
ん?あれ?」
と、コウが体を寄せてきて顔を近づけた。
近い近い近い、と目を閉じたら笑い声がした。
「エンのここにホットチョコついてる。あはは」
どうやら、唇のすぐ脇らしい。
拭いたつもりだけど拭ききれなかったのか、
チョコがついたままだったみたいだ。
こういうのって乾くとなかなか取れないんだよな。
「どこ?ここ?」
ごしごしと手の甲で擦ったけど、
取れなかったらしくてコウが擦ってくれた。
「そこなんだけど取れないみたい。
どれどれ、ちょっと待ってて」
指を舐めてチョコ跡を擦ってきたコウ。
俺はびっくりして引いた。
「うわ!そこまでしなくていいって!」
「何で?こうすれば取れるじゃない。
イヤだろうけど、すぐに終わるから」
また指を舐めて、唇の脇を擦る。
ちょっとだけ、コウの匂いが漂ってきた。
ああ、マジで心臓が爆発しそう。
瞬間、何かが頭を過った。
もしかしたら過去の記憶かもしれない。
「ほら取れた。エン?どうした?」
「今、ちょっとだけ昔を思い出せたっぽい」
「本当?どんな?」
「判んないけど誰かがいた。コウに似た人だった」
「そうか。何であれ記憶が戻るといいね」
「うん」
俺はそう答えて、コウに背を向けて目を閉じた。
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エンってばピュアすぎる(*´ε` *)
でも唾で擦られると少し臭いんですよね(爆)
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