BLUE BIND
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Author:水色
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僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
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その雪景色窓辺より (42)
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青い空を見上げて3rd (70)
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蒼空と流星の狭間 (30)
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 見知らぬとこで七色が 25(R18) ]
2011-12-18(Sun) 09:05:43
「ん、ふ‥コウ‥」
「どうしたの?」
キスしている最中だというのに、
コウの手がシャツの上から、俺の胸を触る。
指先で尖った乳首を擦られ、びくんと腰が揺れた。
そんな間にも、舌がちゅっと吸われる。
コウはこういうのに慣れているのがよく判る。
判るのに俺は、どうすることもできない。
「俺なんか変だ‥っ」
唇を離し、俺はマジメにコウへ訴えた。
「何が変?」
「胸をコウに触られて感じちゃってる。
こんなのおかしいよ」
焦ったように言うと、くすっと笑われた。
「エン、俺だって触られたら感じるよ。
だから、それはおかしくない」
「コウも?」
「うん。イヤじゃなければ、この辺触って」
コウに手を導かれ、男の胸をなでなでと指で撫でた。
ついでに、つんと膨れている尖りを、指で摘む。
「ん、あ‥っ」
色っぽいコウの声に、どきっとした。
頬を赤く染め、俺を見ているコウが少し笑った。
「ほら、これで判ってくれた?」
「う‥うん‥」
どきどきが治まらない。
すると、コウに手を握られた。
「あっち行こう、エン」
「え?あっち?」
あっちってどこのことだ。
きょとんとすると、頬にキスされてから囁かれた。
「布団」
的確な一言に、胸が痛いくらい脈を打った。
そうだよ、そんなの判ってる。
好きなら抱きたい、当たり前だ。
だけど、俺達は同性で。
ましてや俺はそんなの初めてだ。
気が張りすぎて体が硬くなる。
目の前がくらくらして腹が痛くなるほど、
ものすごく緊張していた。
顔が硬い俺を見て、コウが苦笑いする。
「やめる?俺だったら構わないよ」
硬く口を結び、首を横に振る。
怖いけど辞めない。
コウのことが大好きだって証明したいから。
俺だってやる時はやるんだ。
それを見せてやる。
手を繋いだまま歩き出し、コウの前に出てやった。
そして、先頭きって布団へいく。
コウが手を離してそこに腰を下ろした。
その隣に座ると、俺は勢いをつけてコウを押し倒す。
ふわり、と柔らかく着地して布団に横になった。
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