BLUE BIND
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Author:水色
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僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
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風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
傷痕は誰が為の (13)
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その手はひとつじゃない (8)
青い空を見上げて3rd (70)
僕達の学園祭 (8)
蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
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ゴールの先に在るもの (11)
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 見知らぬとこで七色が 26(R18) ]
2011-12-20(Tue) 05:00:45
薄暗い部屋で、俺はコウに乗っていた。
緊張している表情で、俺のことを見ている。
そのコウが、キスをしてきた。
キスしながら、俺のシャツを捲る。
冷たい体に、温かい手が、すごく心地いい。
キスしていた唇が下りていって胸を舐めてくる。
ぬる、とした感触に思わず鳥肌が立った。
「ん、くっ」
こんな声なんか、出したくないのに出てしまう。
コウにはどんなふうに聞こえているだろう。
胸を舐めているコウに目を向けると、
嬉しそうに笑っていた。
これはかなり喜んでいると見える。
嬉しいような恥ずかしいような、複雑な心境。
そんなことを考えていると、コウの舌が乳首を這った。
びくん、と体が動く。
「は、ああっ」
「ここ気持ちいい?」
「そんなの判んない‥うあ‥」
「いいんじゃん」
這っていただけの舌が、先端だけを刺激するように、
ぬるぬると滑るように蠢く。
やばいよ、これ、すごい気持ちいい。
でも、男のくせに胸なんか舐められて感じちゃって、
コウにどん引きされそうだ。
いや、コウはこれまで色んな男とやってるんだ。
これくらいで引いたりしない、きっと。
いやいや、でも、もしかしたら引くかもしれない。
そんな考えがぐるぐると回っている。
その間にも、コウの手がソレに添えられた。
「ひい!」
「わわ!」
びっくりして声を上げてしまった。
どうやら、コウをそれで驚かせてしまった。
「何?どうしたの?」
「いきなり触られたら誰だって驚くって!」
言うとコウに笑われた。
そして、ぺろりと唇を舐められた。
「じゃあ、ここ触るよって言おうか?」
「それも‥ちょっとイヤかも‥」
苦笑いするとコウが微笑んだ。
「俺とこれからすることが怖い?」
「これからすること?」
同性のこういう行為は、どこが最終地点なのか。
判るようで判らず、いまいちピンときていなかった。
それが、コウから告げられた。
「エンに俺のを挿れたい」
ぽつりと耳の傍で囁かれる。
それが辿り着く先だったら。
コウと共に行こう。
俺は、怖さを払うように静かに頷いた。
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